アガベはなぜ高い?流通から見る希少性とその価値や魅力に迫る

アガベは日本でも園芸植物として人気を集めていますが、価格が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。この記事ではアガベがなぜ高いのか、アガベは株を増やすのが難しく、流通量が少ないといった具体的な理由を紹介しています。また、アガベの魅力や選ぶ際のポイントも取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

アガベとは

アガベとは、北アメリカの南部から中央アメリカ、さらには西インド諸島や南アメリカ北部にかけて自生している多肉植物で、リュウゼツラン属という名称でも知られています。主に乾燥地に生育しており、さまざまな品種がある点が特徴です。

また、見た目は鋭いトゲ、そして放射状の葉が印象的だといえます。海外で自生しているアガベですが、日本でも購入可能であり、おうちの庭や室内でも育てることができます。 以下の記事では、アガベの育て方のポイントや大きく育てるためにするべきことなどについて解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

アガベ 育て方

アガベの魅力

撮影:BARREL

アガベはさまざまな魅力を持った植物です。ここでは具体的にどのような魅力を持っているのか解説します。アガベに興味があり、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

長寿命で成長を長く楽しめる

アガベの魅力の1つが長寿命である点です。アガベは多年草であり、花をつけるまでに長い時間がかかるため、必然的に寿命も長くなります。また、品種にもよりますがアガベは暑さや乾燥に強く、耐寒性も備えているため、手入れをしっかり行うことで何年も楽しむことができるでしょう。

品種が多い

アガベは品種の多さが特徴です。アガベが自生している地域は北米、西インド諸島、南米だけで200種類以上あるとされています。日本でもさまざまな品種を入手できるため、自分の好みのアガベを見つけて育てるのも面白いでしょう。

見た目が美しい

アガベは品種によってそのフォルムは異なりますが、ボール状のものや葉が放射状のものなどその見た目が特徴的で美しいものも少なくありません。先述の通り品種も豊富であるため、アガベのさまざまな表情・美しさを楽しむことができます。また、アガベは葉の先端にトゲが生えており、スタイリッシュな印象を与えてくれます。

アガベが高いとされる理由

撮影:BARREL

アガベは購入費用が高いため、ハードルが高く感じる方もいるのではないでしょうか。ここではなぜアガベが高いのか、その理由をいくつかご紹介します。

株を増やすのが難しい

アガベは株を増やすのが難しく、交配させて成長させるまでに時間を要することから、価格も高くなりがちです。品種にもよりますが、種から育てる場合成長するまでに3年程度かかり、増やすのに5年程度かかるとされています。大量生産ができない品種であるため、希少性も高くなり購入価格が高くなります。

輸入コストがかかる

アガベの中には輸入されて日本の市場に出回っているものも少なくありませんが、この輸入コストが高いために購入費用も高くなっています。さらに、アガベのサイズが大きいと輸送コストが高くなります。輸入にあたっては輸送費に加え、アガベの買い付け原価も発生します。特に新しい品種や希少な品種は高くなりがちです。

育成に時間がかかる

アガベは交配の難しさに加え、成長速度が遅く育成に時間がかかる点も価格の高さにつながっています。つまり、成長に時間がかかることで綺麗な状態のアガベが出回る数が少なく、希少性が高くなっているということです。一方で、成長が遅いということは買った時の綺麗な状態を長く保てることも意味します。そのため、購入費用は高くても長く楽しめるという点ではコストパフォーマンスが悪いというわけではありません。

アガベを選ぶポイント

撮影:BARREL

アガベは品種が多いこともあって、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここではアガベを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。アガベの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

葉の色や根の状態をチェックする

アガベを選ぶ際は、葉の色や根の状態をチェックすることが大切です。一見すると綺麗でも、葉や根の状態が悪いと、長く楽しむことが難しくなります。お店でチェックする場合、葉の内側の状態をチェックしてみてください。具体的には、葉の大きさ・肉厚さ、鋸歯(ギザギザとした突起のこと)の大きさ・太さなどです。アガベは内側から外側にかけて葉が展開していくため、葉の内側を特にチェックすることをおすすめします。

手入れの簡単な種類を選ぶ

アガベを初めて育てる方には、手入れが簡単な品種を選ぶことをおすすめします。例えば、「アガベボタトラム」はアガベの中でもポピュラーな品種であり、ホームセンターなどでも購入できる品種です。こちらは寒さに気をつける必要はありますが、水やりや日当たりの確保など、基本的な育成管理で育てることができます。

実際の経験から学ぶアガベの管理方法

希少価値の高いアガベは、育成に慎重になる方も多いのではないでしょうか?ここでは実際にアガベを育てている方の体験談をご紹介します。

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アガベを育てるならBARRELの植物育成ライト

記事を読んでアガベを実際に自宅で育ててみたいと思った方もいるのではないでしょうか。アガベを育てる場合、日光の当たる場所に置くことが大切です。しかし、季節や地域によっては日光がなかなかみられないこともあるでしょう。そのような時におすすめなのがBARRELの植物育成ライトです。

NEO AMATERAS 20Wは、太陽光に近い高演色の光が特徴であり、実際に屋外に置いて育てた際の育ち方に近くなります。また、石調の蓋はスタイリッシュな印象を与えてくれるためインテリアにもぴったりです。

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また、Aechmea moveは首振りができるファンです。 4段階の風量調節ができ、遠隔操作にも対応しています。アガベの生育においては風通しの良さも重要であるため、ライトと合わせてファンも用意しておくと便利です。

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