パキポディウム・グラキリスは、丸々とした見た目が特徴の日本でも人気を集める塊根植物の一種です。この記事では、パキポディウム・グラキリスの概要や寿命について解説しています。また、パキポディウム・グラキリスを長く楽しむためのポイントについても取り上げているため、購入を検討している方、実際にグラキリスを育てている方はぜひ参考にしてください。
パキポディウム・グラキリスとは

パキポディウム・グラキリスとは塊根植物の一種であり、主にマダガスカルや南アフリカなどで自生しています。その丸々と膨らんだ幹はパキポディウム・グラキリスの魅力の1つだといえます。日本でも人気を集めるパキポディウム・グラキリスは、暑さに強いという特徴も持ちます。以下の記事では、その他の塊根植物の概要や特徴、種類などについて詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
パキポディウム・グラキリスの寿命

パキポディウム・グラキリスは寿命が長いとされていますが、どのくらい楽しめるのでしょうか。ここではパキポディウム・グラキリスの寿命について解説します。
グラキリスの一般的な寿命
パキポディウム・グラキリスは長寿命であり、100年以上楽しめるとされています。そのため、丁寧に育てることで、1株購入するだけで長い育成期間を楽しむことができるでしょう。長年にわたって育てることができれば、愛着がどんどん湧いてくるだけでなく、年々変化していくグラキリスを楽しむこともできます。
育成環境が寿命を左右する
パキポディウム・グラキリスは、寿命こそ長いものの、育成環境が悪いとすぐに枯れてしまう恐れがあるため注意が必要です。例えば、水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうため、水のやり過ぎに気をつけ、風通しのいい場所に置いてあげる必要があります。また、寒さに弱いため15度以上を目安に一定以上の気温のもとで育てるようにすることも大切です。
グラキリスを長く楽しむための管理方法

ここでは、パキポディウム・グラキリスをより長く楽しむために押さえておきたい管理方法を紹介します。寿命が長いグラキリスだからこそ日々の管理は非常に重要です。なお、以下の記事ではパキポディウム・グラキリスの基本的な育て方について詳しく解説しています。こちらも合わせてチェックしてみてください。
日当たりのいい場所に置く
パキポディウム・グラキリスを育てる場合、日当たりのいい場所に鉢を置くことがポイントです。グラキリスはその丸々とした幹が特徴ですが、日当たりがよくないと幹がどんどん細くなってしまいます。そうなると見た目の美しさも失われてしまうため注意してください。直射日光が当たらない場所であれば、夏場の屋外でも育てることもできます。
しっかりと水やりをする
パキポディウム・グラキリスは、夏場はしっかり水やりを行い、冬の休眠期には断水するのが基本です。水やりをする際は、用土が乾いたら行うようにしてください。乾く前に水をあげてしまうと根腐れにつながる恐れがあります。
水はけのいい土を使う
水はけのいい土を使うこともパキポディウム・グラキリスを長く楽しむためには欠かせないポイントです。グラキリスは乾燥を好むことに加え、夏場は水やりの機会も多くなるため、水はけのいい土を選んでください。水はけのいい土にもたくさんの種類がありますが、市販のサボテン用の用土でも問題ありません。
枯れ葉を剪定する
パキポディウム・グラキリスは枯れ葉の剪定を定期的に行うことで、綺麗な見た目をキープできます。剪定する際は幹や枝はそのままにしておき、枯れ葉を取り除く程度で構いません。また、剪定は5〜10月を目安に行ってください。
病害虫対策をする
パキポディウム・グラキリスの育成においては病害虫対策が欠かせません。パキポディウム・グラキリスの場合、カイガラムシ、アブラムシ、ハムシなどが発生する恐れがあります。特にカイガラムシが発生すると、すす病や斑点性病害になることもあるため注意が必要です。こまめな害虫駆除に取り組むことに加え、必要に応じて市販の園芸用の殺虫剤などを活用してください。害虫は気づいた時に早く取り除くことがポイントです。
パキポディウム・グラキリスを長く育てるならBARRELの植物育成ライト
先述の通り、パキポディウム・グラキリスを育てる際には日光が必要不可欠です。しかし、天候によっては日光が足りなくなることもあるでしょう。そのような時におすすめなのがBARRELの植物育成ライトです。
例えば、WAP-SUN-20Wは、高演色性をもつ拡散タイプのLEDライトです。植物の育成に役立つのはもちろん、放つ光は人の目にも優しい波長なので、室内でも安心して使えます。また、防水仕様となっているため、水やりの際などに水がかかっても心配する必要がありません。
また、NEO TSUKUYOMI 20Wは、石調のデザインの蓋が特徴のライトです。赤波長と青波長のバランスの取れた光がグラキリスの成長をサポートしてくれます。植物育成ライトとしてはもちろん、そのスタイリッシュなデザインからインテリアとしても活躍してくれるでしょう。