ポトスとは?観葉植物の代表格といわれる理由や初心者がうまく育てるコツを解説

ポトスは、観葉植物の代表格。つる性の着生植物で、育て方次第でさまざまな表情を見せてくれます。鉢植えのほか、ハンギングバスケットやミニ鉢、大鉢仕立てなど豊富な商品が流通しており、オフィスやお店のインテリアグリーンとしても人気です。本記事は、ポトスが観葉植物の代表格といわれる理由や初心者がうまく育てるコツを解説します。

ポトスとは?

ポトスはサトイモ科エピプレムヌム属のつる性の植物で、原産地は東南アジアやソロモン諸島の熱帯雨林地域です。ハート型の斑入り模様の葉が特徴であり、上に向かって伸ばすと葉が大きくなり、下に向かって伸ばすと葉が小さくなる特徴があります。その可愛らしい見た目からインテリアグリーンとしても映えるため、室内の空間演出にもぴったりです。

ポトスはインドアグリーンの代表格

ポトスは、観葉植物やインテリアグリーンとして高い人気を誇る植物の1つです。園芸種として人気があり、種類も豊富です。吊り下げたり、棚から垂らしたりと飾り方も自由自在。多様な飾り方ができるので、オフィスや店舗など幅広い場所でインテリアグリーンとして活用できます。最近では自宅のインテリアやオフィス、店舗にもグリーンを取り入れる方が増えています。オフィスにインテリアグリーンを設置する効果についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

観葉植物 オフィス

意外と古い!観葉植物としてのポトスの歴史

出典:Adobe Photoshop

ポトスは、意外にもその歴史が古いとされています。ポトスは19世紀、ヨーロッパの温室ブームで注目を集め「デビルズ・アイビー(悪魔のアイビー)」の異名を持つほどの生命力で人気となりました。その後、明治時代に欧米から日本に持ち込まれ、初期の和名を「黄金カズラ」といいます。おめでたい名前から「開運効果がある植物」として部屋に飾る方も多かったといわれています。ちなみに、現在広く使われている「ポトス」という名前はスリランカで使われているシンハラ語の「potha(ポサ)」に由来します。

ポトスの魅力

ここでは、ポトスの魅力について解説します。ポトスを育てる楽しさについてより深く知りたい方や、これからポトスを育てたいと思っている方は参考にしてください。

アレンジの幅が広い

ポトスはつる性の植物で、さまざまなアレンジができるのが魅力です。ハンギングバスケット(吊るして飾る植物鉢)で上から下へつるを這わしても楽しいですし、タワーを立てて上へ上へとつるを伸ばすアレンジも迫力があります。インテリアや飾る場所によっていろいろなアレンジを楽しめるのもポトスの魅力です。

簡単に増やしやすい

ポトスは生命力が強い植物なので、茎を水挿しするだけで簡単に増やすことができます。茎を2〜3節ほどカットし、節の部分が水に浸かるようにコップなどに入れておくだけで数日〜1週間ほどで根が出てきます。

風水効果がある

ポトスには、「永遠の富」「華やかな明るさ」「長い幸」といった縁起の良い花言葉があります。開店・開業祝いへの贈り物にも最適です。また、ポトスは生命力が強く、ツルがどんどん伸びていく様子から「成長運」や「発展運」にも良い影響があると考えられています。

初心者でも失敗しない!ポトスをうまく育てるポイント

出典:Adobe Photoshop

ポトスは生命力が強く育てやすい植物です。しかし初めて観葉植物を育てる方にとっては、知っておくべきポイントがあります。ここでは、初心者がポトスをうまく育てるポイントを紹介します。なお、ポトス以外の観葉植物についても知りたい場合は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

観葉植物 初心者

直射日光に当てない

ポトスは直射日光に当てると葉焼けを起こす恐れがあります。日光に当てる必要はありますが、レースのカーテン越しなど半日陰状態で育てるのがおすすめです。飾る場所に窓が少なかったり地下だったりする場合は、植物育成ライトを利用する方法もあります。

冬の低温を避ける

温暖な地域が原産地のポトスの適温は15〜25℃です。5℃を下回ると成長が悪くなって枯れる恐れがあるため、寒冷地で育てる場合は注意しましょう。冬は室内で育てるのはもちろんのこと、窓際など寒い場所に置くのは避けてください。寒冷地の場合は、暖房器具も使用しましょう。また、冬場は水やりも控えてください。ポトスは乾燥を嫌う植物ですが、冬場は鉢の土が乾いたらあげる程度がおすすめです。

定期的に剪定する

ポトスは生命力が強いので、生育環境がよければぐんぐん成長します。しかし、成長しすぎると株が弱ってしまうので、定期的に剪定しましょう。おすすめの時期は5〜10月です。傷んでいたり、伸びすぎたりしたツルは葉の付け根にある節を切りましょう。なお、ポトスの樹液には毒性の成分が含まれているので、剪定の際は手袋を着用してください。

葉水を毎日行う

葉水とは、霧吹きや電動スプレーで直接葉に水をかけることです。ポトスは乾燥しすぎると葉がしおれてしまうので、葉水は毎日行いましょう。特に、エアコンを24時間かけているオフィスやお店は空気が乾燥しがちです。時間を決めて葉水を行いましょう。

ポトスを育てるならBARRELの植物育成ライト

室内でポトスを育てる際、なかなか太陽の光が当たらない場所があります。そんなときは、植物育成ライトを利用しましょう。BARRELの植物育成ライトは、スタイリッシュなデザインでインテリアの邪魔にならず、太陽の代わりにポトスの成長に必要な光を届けてくれます。

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