インテリアグリーンとしても人気のパキラ。園芸店や通信販売で購入しやすく、観葉植物の最初の一鉢に選ぶ方も多いでしょう。本記事では、パキラの特徴やインテリアとして人気、初心者が育てやすい理由を解説します。パキラを育ててみたい方は、ぜひ参考にしてください。
パキラとは

パキラとは、中南米原産のアオイ科・パキラ属の植物です。台湾やハワイでは「アクアティカ」という種類が実を食用にするために栽培されていますが、日本では「グラブラ」という観賞用の種類が主に流通しています。
パキラの魅力と特徴

パキラは、観葉植物だけでなくインテリアとしても高い人気を誇る植物です。ここでは、パキラの特徴や魅力を紹介します。
鮮やかな緑の葉をもつ
パキラは、自然では高さ20mになる種類もあります。観葉植物は鉢植えが主流ですが、種類によっては最大で2m近くにまで育ちます。紅葉やカエデのような掌状葉で、光沢のある濃緑色で楕円形の小葉が5〜9枚、1つの茎でつながっているのが特徴です。鮮やかな緑色は、見る人に癒やしを与えてくれるでしょう。また、幹もバラエティに富んでおり3〜5株を編んだものや基部が膨らんだものなども人気があります。
初心者でも育てやすい
パキラは耐陰性があるため、室内でも問題なく育てられます。乾燥にも強く、頻繁な水やりも必要ありません。害虫も付きにくいので、初心者にも育てやすい植物です。20〜30℃までが適温ですが、10℃を下回らなければ大丈夫です。寒冷地でも室内ならば大きく育てられます。パキラ以外の初心者でも育てやすい観葉植物を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
インテリアグリーンとして人気
パキラは、1mを超える大鉢仕立てのものから手のひらにのるほどのミニサイズのものまでさまざまな大きさの商品が流通しています。自宅や店舗、オフィスまで飾る場所に合わせて選びやすいので、インテリアグリーンとしても人気です。大鉢仕立てのものをエントランスに置いても素敵ですし、ミニサイズの株を卓上に置いても映えます。インテリアのアイデアをもっと知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
贈り物として喜ばれやすい
パキラは「発財樹」「Money Tree」などの別名があり、金運を呼び込む効果があるといわれています。また、花言葉は「快活」「勝利」。縁起が良く、開店祝いや開業祝いにおすすめです。植物好きの方に誕生日のプレゼントとして送るのも素敵です。サイズも豊富で値段もお手頃なものから高級なものまでそろっており、ニーズや目的に合わせて選べます。
パキラを上手に育てるポイント

パキラは初心者でも育てやすい植物ですが、上手に育てるには抑えておきたいポイントがあります。ここでは、パキラを上手に育てるためのポイントを解説します。
強すぎず弱すぎない日光に当てる
パキラは直射日光を嫌いますが、全く日の当たらない場所では育ちません。半日陰、窓際など間接的に日光に当たる場所に置きましょう。オフィスや地下のお店など日光が当たりにくい場所で育てるなら、植物育成ライトを利用するのもおすすめです。調光機能がついているものなら、種類や成長段階に合わせて光の強さを調節できます。
水をやりすぎない
パキラは乾燥に強く、水をやりすぎると元気がなくなってしまいます。4月〜10月頃までの成長期には2〜3日に1回、11月〜3月までは10日に1回を目安に水やりをしてください。土の表面が完全に乾いたら鉢底から水が出てくるほどたっぷりと水やりし、水受けにたまった水は捨てましょう。水やりの際、電動スプレーや霧吹きで葉に水を直接あげる「葉水」をすると病害虫の発生も防げます。
葉が茂りすぎたら剪定する
パキラは成長が早く、環境がよければぐんぐん育ちます。しかし、葉が茂りすぎると日当たりや風通しが悪くなり成長が鈍るので、適度な剪定が必要です。剪定時期は4月〜7月。不恰好だったり傷んだりしている枝葉、葉が密集している部分を切り落としてください。剪定した葉は挿し木にすると増やすことができます。パキラを過度に大きくしたくないときも剪定は必要です。生命力が強い植物なので、思い切って剪定しても大丈夫です。
パキラを育てるならBARRELの植物育成ライト
窓が少ないオフィスやお店、窓から遠い場所など、太陽の光があまり入らない場所でパキラを育てたい場合は、BARRELの植物育成ライトを利用してみましょう。
NEO TSUKUYOMI 20W BLACK EDITIONは、石調の蓋が特徴的なデザイン性の高い植物育成ライトです。太陽光に近い波長の光なので、植物をきれいに見せる効果もあります。青波長と赤波長のバランスがよく、パキラの光合成を促進してくれます。
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