金魚から始まった癒しの世界
――アクアリウムを初めたきっかけを教えて下さい。初めて良かったと思うこともお願いします。
もともと水族館や魚を見るのは好きだったのですが、なかなか自分で始めるまでとはいかず。いよいよ家族で金魚を飼い始めたことがきっかけで、そこから熱帯魚や水草の世界を知り、その魅力に取りつかれてしまいました。
アクアリウムの管理や植物を育てていく上で、自然と様々な知識が付いてくると思います。それにより自分自身も成長する事はもちろんですが、なんといっても単純に癒されます。
水草の隙間を泳ぐ美しい熱帯魚に何度ドキッとしたことか。

――アクアリウムにおいて、特に気をつけていることや管理方法について教えて下さい。(水、光、風、温度など)
アヌビアス等の陰性水草が中心のため、コケを発生させないことを特に注意しています。
換水はこまめにがっつり行います。多い時で週に2〜3回、水量も50%くらい換えています。それくらいまめに換水していると水質の変化も逆に少なく、生態へのショックも軽減されると考えています。
それと水上の植物たち、ヤマサキカズラやアヌビアスバルテリー、パキラやポトスたちが余分な栄養を吸収してくれているのもコケの抑制に大きく影響していると思います。
水中の植物は光があまりいらないのですが先ほどの水上の植物たちはある程度光が必要なため、アマテラス等のスポット型のライトを使用しています。


――アクアリウムのレイアウトで特にこだわっていることはありますか?
特にこだわっていることはありませんが、自然感のある水景が好きなのでそこは自分のインスピレーションでレイアウトしています。
それと、水槽内のレイアウトだけではなく、空間全体が絵になるように、まさにここでホッと一息つきたくなる様な癒し空間を目指して試行錯誤しています。
植物の成長に合わせてインテリアを変えていくのもとても楽しいですよ。


――アクアリウムをされていて失敗したなと思ったことはありますか?あれば理由を教えて下さい。
アクアリウムを始めた頃はコケの大発生にとても悩まされていました。陰性水草中心なのでコケの発生はその水草を水槽から撤去しなくてはならず、結構落ち込みました。
それとヒーター等の機材トラブルも経験があります。機材トラブルは早く気付けばなんとか対策できるのですが、気付きにくいことも多く悲しい思いもしました。
また、観葉植物やコーデックス等もそれぞれの水管理を把握するのに時間がかかりました。 光量不足で植物たちを徒長させてしまったことも…。とにかく、例をあげるとキリがないかもしれません。

アクアリウム照明でこだわりたいのは「自然感」
――植物育成ライトを使うことで、植物の成長や見た目にどのような違いを感じましたか?
自分の場合は水上にも多くの植物を育成しています。
植物育成ライトを使うことで水上の植物の成長が旺盛になり、水槽内の余分な栄養を吸収してくれることによりコケの発生を抑え、水質を健全な状態に保ってくれています。水上の植物の成長が、水槽内の安定に直結していると思います。
それとなんといっても自然感が良くて、光と影のコントラストがたまらなく好きです。


――アクアリウムの照明において重視されている点は何ですか?
まずは水上も水中も観葉植物やコーデックスも、健全に成長してくれることが1番だと考えています。デザインもシンプルで統一感のあるものを選んでいます。
水上の植物も多いので、通常のアクアリウム照明ではなくスポットライトを使う事で水中も水上も照らしてもらっています。
光の見た目に関しても、自然感がある光がとても気に入っていて、光と影のコントラストがたまらなく好きです。そこを通るお魚達は本当に美しいです。

――ユーザー様やアクアリウム初心者の方に向けて、メッセージをお願いします。
アクアリウムはとても奥が深い趣味です。水草もお魚もキリがないほどたくさんの種類があります。
さらにいえば、流木も石も照明器具も…。それらを組み合わせて自分が癒される水景を作っていくことは言葉では言い表せない愉しさがあります。
アクアリウムの良いところは、その性質上少しずつ作業を進めていくところにもあると思います。生態を導入する時のドキドキ感や植物たちの新芽を見た時の達成感など、是非みなさんにも味わっていただきたいです。
そして、僕もまだまだ初心者です。今でも失敗はあります。でも安心してください。だいたいみんなそうだと思います(笑)


――あなたにとってアクアリウムとは何ですか?
今となっては生活の一部になっています。仕事終わりに水槽の前で一杯。ゆっくり時間を感じることが少ない現代社会でただぼーっと水槽を眺める時間はとても貴重だと思います。
アクアリウムは孤独で独りよがりになりやすい趣味かもしれません。しかし今の時代はSNSを通じてたくさんのアクア、植物仲間にも出会うことができます。そういった方たちとの交流は様々な悩みを共感し合ったり、時には刺激をもらったり、背中を押してもらったり、この場を借りてとても感謝しています。
アクアリウムはまさに僕にとっての人生の彩りですね。みなさん、一緒に愉しみましょう!


――ありがとうございました。

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