ハート形の光沢のある葉が特徴的なポトス。鉢植えのほか、天井からつり下げるハンギングバスケットなど仕立て方にもバリエーションがあり、人気の高い観葉植物です。店内やオフィスをおしゃれに演出するインテリアグリーンとしても広く活用されています。本記事では、ポトスの基本的な育て方や、見逃してしまいがちなポトスのSOSサインについて解説します。
ポトスとはどんな植物?

ポトスは東南アジアやソロモン諸島の熱帯雨林地域を原産地とする、サトイモ科エピプレムヌム属の植物です。ハート形の葉が特徴的なつる性植物で、支柱を立てて上へ伸ばす、天井からつり下げるハンギングバスケットに入れて飾るなど、さまざまなアレンジが楽しめます。耐陰性があって室内でも育てやすいためインテリアグリーンとしても人気があり、開店祝いのプレゼント等にもよく利用されている植物です。ポトスについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてみましょう。
ポトスの育て方の基本
ここでは、ポトスの育て方の基本を解説します。生命力が強く育てやすいといわれているポトスですが、美しく育てるには置く場所や水やりのタイミングを知っておく必要があります。初めてポトスを育てる方はもちろんのこと、より美しくポトスを育てたい方も参考にしてください。
室内の明るい場所で育てる
ポトスは直射日光を当てると葉やけを起こす可能性があります。日光をある程度遮るレースカーテン越しに日の光を当てるのがおすすめです。日光があまり当たらない場所に置いている場合は、週に数時間程度日光浴をさせたり、植物育成ライトを利用したりしましょう。
乾きすぎる前に水やりをする
ポトスは熱帯雨林地域が原産地のため、多湿気味の環境を好みます。ただし、土が常に湿っていると根腐れを起こしやすくなるので、水やりは土が乾いてから行ってください。冬になるとポトスは休眠するため、月1~2回の水やりで十分です。そのかわり、葉に霧吹きで水をかける「葉水」は毎日行いましょう。特に、エアコンを常時作動している室内は乾燥しがちなので、直接風が当たらない場所に置き乾燥を防ぎましょう。
つるが伸びるように支柱を立てる
ポトスは環境が良いとすくすくと成長します。そのまま放置しておくとつるが伸びすぎたり、葉が茂りすぎたりして見栄えが悪くなってしまうので、剪定して支柱を立てましょう。支柱はホームセンターやネット通販で販売されています。植物の成長に合わせて継ぎ足せるものや、支柱の中に水苔などのポトスの成長をサポートできるものを入れられるものもあるので、好みに合わせて選びましょう。
1~2年に1回植え替えをする
ポトスが成長して、鉢の底から根が出てきたり吸水が悪くなったりしたら植え替えが必要です。1~2年に1回を目安に5月~7月に植え替えます。鉢から株を抜き、黒ずんだり傷んだりした根をカットし、形を整えて一回り大きな鉢に移します。植え替えの後はたっぷり水をあげて直射日光の当たらない日当たりがよい場所に置きましょう。
見逃し注意!ポトスのSOSサイン

ここでは、見逃しているとポトスが枯れる原因となるSOSサインを3つご紹介します。ポトスは生命力が強い植物なので、SOSサインが出ても対処が早ければ復活する可能性があります。 毎日ポトスの様子をチェックし、SOSサインを見逃さないようにしましょう。
葉が変色している
葉が変色する原因は、直射日光の当てすぎや水不足、根腐れが考えられます。直射日光に当てておらず、水やりも欠かさないのに葉が変色している場合は、根腐れを疑ってみてください。土がいつまでも湿っていたり、根元が柔らかったりする場合は一度鉢から株を抜き、腐った部分を切り落として植え替えます。そのまま、半日陰に置いて様子を見ましょう。
鉢の底から根が出ている
鉢の底から根が出ている場合は、鉢が小さすぎます。そのままでは根腐れや根詰まりを起こす可能性があるので、できるだけ早く植え替えをしてください。ただし、冬場はポトスが休眠期に入って根の回復が遅くなるため、春まで待って植え替えをしましょう。
成長が止まってしまった
ポトスの成長が止まる原因には、根腐れ、根詰まり、日照不足などが考えられます。また、肥料をあげ過ぎても成長が止まるケースがあります。根の様子をチェックし、問題がなければ肥料の量や日照時間を調節してください。室内で日が当たりにくい場合は、植物育成ライトを利用すると効果がみられる可能性があります。
ポトス育成でよくあるお悩み

ここでは、ポトスを育てている方が悩みがちな問題や対処法をご紹介します。
購入から月日が経ち長くなりすぎた
ポトスはつる性の植物なので、定期的な剪定が必要です。5月~7月の成長期に傷んだり伸びすぎたりしたつるを剪定し、形を整えましょう。ボリュームを出したい場合は、つるの先端にある芽を摘む「摘芯」を行うとわき芽の成長が促されます。
どんどん株を増やしたい
ポトスの株を増やすには、挿し木と株分けを行います。挿し木は、ポトスの茎を切って先端の葉のみを残して残りの葉を取り除き、水につけて発根を待ちます。発根したら土に植えれば完了です。株分けは、植え替えの際に株をわける方法です。ポトスが大きくなり過ぎた場合になどに行いましょう。植え替えた後は、乾燥に注意しながら半日陰に置いて根を安定させます。
茎が間延びしてしまう
茎が間延びするのは、日照不足が原因の可能性があります。室内で育てている場合は週に数時間日光浴をさせるか、植物育成ライトを当てて仕立て直しを行いましょう。
おしゃれに飾りたい
ポトスをおしゃれに飾りたい場合は、おしゃれな鉢カバーをつける、ハンギングバスケットを利用して天井から鉢をつり下げる、インテリア性の高い植物育成ライトを使うなどの方法があります。また、存在感を出したい場合は「ヘゴ」というシダ製の支柱にポトスを巻き付けて成長させる「ヘゴ仕立て」にもチャレンジしてみるのもおすすめです。ヘゴは凹凸があってポトスが這いやすく、内部に水を蓄えられるので、ポトスの成長を助けられます。巻き付ける際は、麻ひもやワイヤーでつるを支柱に固定してください。そうすれば、支柱に巻き付いてつるが成長していきます。
ポトスを室内で元気に育てるならBARRELの植物育成ライト
室内でポトスを美しく育てるならば、植物育成ライトを利用するのがおすすめです。BARRELの植物育成ライトは、太陽光の代わりに植物の成長に必要な波長と光量の光を届けてくれます。
SHELF GROW SLIMは、棚やラックに設置できるバー型のライトです。省スペースに設置でき、最大15台まで連結できます。植物棚にポトスを並べ、つるを下にはわせたい場合などにおすすめです。
NEO AMATERAS LED 20Wは、高級感のあるデザインが特長の植物育成ライトです。青波長を主体に設計されているため、植物の茎や葉をしっかりした形に育てられます。また、ライトに照らされた植物は美しく映える演出性の高さも特長です。スタンド式のほか、パーツを利用すれば天井にも設置できます。




