近年、サイズの小さいミニ盆栽の人気が女性や若者を中心に高まっています。「なぜ、ミニ盆栽が人気なのか」「ミニ盆栽の概要や人気の理由を知りたい」といった疑問を持っている方も多いでしょう。本記事では、ミニ盆栽の定義や女性や若者にも人気の理由、おすすめの樹種や楽しみ方を紹介します。
ミニ盆栽とは?

ミニ盆栽とは、樹高10㎝前後の盆栽の総称です。盆栽の中でも特に小さいサイズでマンションなど限られたスペースでも楽しめる一方、樹木の種類も豊富です。園芸店だけでなく、インテリアショップやホームセンターでも販売されています。持ち運びも簡単なのも人気の理由です。ちなみに、樹高が5㎝以下のさらに小さいサイズは「豆盆栽」と呼ばれることもあります。
ミニ盆栽は女性や若者に人気
小さくてかわいい、手のひらサイズのミニ盆栽。実は、女性や若者の間でじわじわと人気が広がっています。なぜミニ盆栽が注目されているのでしょうか。その理由を詳しくご紹介します。
サイズが小さく管理しやすい
ミニ盆栽はサイズが小さいので、水やりや剪定といったお手入れも大きなサイズの盆栽に比べると簡単です。限られた空間の中で枝ぶりや葉の配置を工夫して美しく見せる「小さな世界」をつくる楽しさは、ミニ盆栽ならではの奥深さでもあります。また、コンパクトなサイズゆえに場所を取らず、デスクの上や棚、カウンターの上で育てられる点もメリットです。手軽さと趣の両方を味わえる、新しい盆栽のスタイルとして、若い世代や女性の間で注目が高まっています。
プレゼントとしても喜ばれる
サイズの小さいミニ盆栽は、観葉植物のようにプレゼントとしても人気があります。盆栽は長寿、子孫繁栄、繁盛といった意味を持つため、誕生祝いや開店祝い、新築祝いなどに喜ばれるでしょう。特に黒松は緑の葉が1年中繁っていることから、「不動」「繁盛」の意味を持ちます。また、長寿梅はその名の通り「長寿」の意味を持つので、父の日、母の日、敬老の日のプレゼントにも人気です。
人気のミニ盆栽3選

ここでは、人気のミニ盆栽の樹種を3種類ご紹介します。それぞれの楽しみ方も紹介するので、盆栽の樹種選びに迷っている方は、参考にしてください。なお、盆栽の種類について、以下の記事でさらに詳しくご紹介しています。
黒松
黒松は盆栽の代表格であり、「松柏盆栽」と呼ばれる1年を通して緑の葉を楽しめる盆栽に分類されます。男性的な力強い魅力があり、好みの形に仕立てられるのも魅力です。一例を挙げると、幹を曲げて自然の風合いを出す「模様木」や、幹をまっすぐに伸ばして力強さを演出する「直幹」、さらに、複数の黒松を寄せ植えして風景を作る仕立て方もあります。また、縁起の良い木でもあるので、開業祝や開店祝いとして贈られることが多いです。
長寿梅
長寿梅は、「梅」と名がついていますが、分類学上はボケ属という植物グループに属します。丈夫で枯れにくく、梅のような花を咲かせることから長寿梅と呼ばれるようになりました。長寿梅は1年に複数回花をつける四季咲き性なので、花を楽しめる機会が多いのも大きな魅力です。花の色も朱色や白といったバラエティに富んでおり、インテリアに応じて選んでもいいでしょう。また、細かい枝が多いので、仕立てる楽しみもあります。比較的丈夫な樹種で、育てやすい品種です。年に数回葉が黄色くなって落葉するので、季節の移り変わりも楽しめるでしょう。
姫りんご
姫りんごは、花と実の両方を楽しめるのが魅力です。また、葉は紅葉するので1年を通した変化が楽しめます。ミニサイズでもしっかりと実がつくので、育てる楽しみもひとしおです。実を鈴なりにつけさせるのか、摘果して少数の実を大きく育てるのかで印象が変わります。なお、姫りんごの実は酸味が強く皮には渋みがあり、生食には適しません。実を活用する場合は、ジャムや砂糖漬けに加工するか、お酒につけて果実酒にするのがおすすめです。
ミニ盆栽の楽しみ方

ここでは、ミニ盆栽の楽しみ方を3つご紹介します。ミニ盆栽と観葉植物の違いを知りたい、盆栽ならではの楽しみ方を知りたい方は参考にしてください。
自分好みに仕立てる
盆栽は、枝葉を剪定するほか、針金で枝を曲げたり支えたりして好みの形に仕立てられます。盆栽の歴史は長く、黒松を例に挙げると幹の仕立て方一つでも、「模様木」や「直幹」などの種類があります。盆栽展等を見学すれば、さまざまな仕立て方の実例を目にすることができるでしょう。ECサイトに掲載されている盆栽の写真も参考になります。また、自分のセンスを活かした仕立て方もできます。美しい樹形と調和の取れた姿に仕上げるには、数年〜数十年、長いと百年以上かかる樹種もあります。
インテリアとして飾る
盆栽は、ちょっとした空間に飾るだけで、映える和風インテリアになります。また、紅葉や花や実が楽しめる樹種は、室内で四季の移ろいを感じられるので、オフィスに置いて従業員や来訪者にちょっとした癒しを提供することもできます。小さくても風格があり、樹齢を感じさせる佇まいが作品として飾る魅力でもあります。
イベントやワークショップに参加する
初心者向けにミニ盆栽のイベントやワークショップを開催している園芸店もあります。実際に手を動かしながらプロの指導を受けることで、育て方のコツや剪定の方法を学べます。また、同じ趣味を持つ仲間と交流できるのも大きな魅力です。初心者でも気軽に参加できる内容が多く、自分だけのオリジナル作品を作る体験も可能です。盆栽に関する知識を深めたい方におすすめです。
インテリアとしてミニ盆栽を楽しむならBARRELの植物育成ライト
盆栽を美しく育てるには、適度な日光が欠かせません。しかし、室内でミニ盆栽を育てている場合、日光不足になる恐れもあります。「室内で上手に盆栽を育てたい」「インテリアとしておしゃれにミニ盆栽を飾りたい」という方には、植物育成ライトの利用がおすすめです。
「ROKI-Octagon-50W」は、調光や調色、タイマー設定やスケジュール機能など便利な機能が多く搭載されたパネルタイプの育成ライトです。シーン設定ではライトの点滅パターンを選べるので、太陽光の動きも再現できます。ミニ盆栽の種類や環境に合わせて光をカスタマイズ可能です。
「Aechmea move」は首振り機能がついており、ライティングレールに取り付けて使う小型送風機です。適度な風を鉢に送ることで、鉢の土を効率的に乾かせます。鉢の土が湿ったままだと根腐れのリスクが高まるので、室内でミニ盆栽を育てる場合は風も意識して活用してみてください。




