【ビカクシダ育成】木陰をイメージして作り上げたBotanical Life-OWNER’s VOICE File34

水やりのタイミングと風通しのよさがカギ

――植物育成を始めたきっかけを教えてください。始めて良かったと思うこともお願いします。

コロナ禍に外出出来なくなった時に、庭で自然を感じながら心地良く過ごす事は出来ないかという思いで植物を置く事にしました。

土がない庭の為、コルジリネ、シマトネリコ、オリーブなどを鉢で育て始めました。

そこからベランダや室内でも育てるうちにビカクシダと出逢い、自分達の好みのインテリアにも似合うビカクシダが欲しくて、夫が自身で流木付を制作し始めました。

今ではビカクシダ流木付を制作し出品する事は私たち夫婦のライフスタイルになり、私たちにとって、植物がない事は考えられない程の存在となりました。

――植物育成において、特に気をつけていることや管理方法について教えて下さい。 (水、光、風、温度など)

水やりに関しては、とにかくメリハリを効かせる事。ダラダラと与えるのではなく、与える時はしっかりたっぷりと水を与え、風通しの良いところでしっかりと乾かす。何よりこれを1番に考えています。

ビカクシダに関しては、熱帯の植物ですので日中は常に育成ライトをあてています。サーキュレーターは24時間回しっぱなしで、 明るく風通しの良いところで育てています。

乾燥を少しでも抑える為、冬はタイマーで夜中にオイルヒーターが入るようにセットしています。夏のエアコンはかなり人より我慢しています笑。

つける時は、直風を避ける為、植物達の前には風除けのフェイクグリーンをハンギングしています。

――植物育成をされていて失敗したなと思ったことはありますか? あれば理由を教えてください。

自分達の主にいる空間ではない場所(洗面所や玄関等)で育てている植物は枯らしてしまう事があります。

どうしても目が行き届かないので、水やりのタイミングが掴みづらいのです。

又インテリアとして置きたい場所に拘ると、日光不足になってしまうので、徒長させてしまう事がよくあります。

――育てやすい、あるいは育てるのが難しいと感じる植物はありますか?植物名とその理由を教えてください。

育てやすいのはビカクシダです。ビカクシダって育てるのが楽なんです。本当に手がかからないと思います。

貯水葉という自身で水を貯める役割を持っているので、多少水やりを忘れてもすぐには枯れないです。でも楽!と感じているのはあくまでもこれは主観です。丁寧に葉を作って美しく育種するとなると話は違いますが、日常の観葉植物として育てるという観点では育てやすいと思います。

鉢植えでも育てる事は出来ますが、BOTAKAでは樹木や岩などに着生して生育する本来の姿に近い流木付にして育てています。

アジアンタムは寒さにも暑さにも乾燥にも弱く、葉がすぐにチリチリになってしまいます。 でも、大好きで何度も枯らしては何度も迎えています。

――今後育ててみたい植物や挑戦してみたいことはありますか?

今いる子達で手いっぱいなので、今現在は新しい子を迎えようとはしていませんが、 挑戦したい事はあります。

リビングに育成ライトを取り入れて育ててみようと思っているんです。

夫の育てているビカクシダ達は育成ライトを使用して育てているのですが、リビングでは使用していない為、日を求めてそちらにばかり伸びていこうとしています。そう言った植物達に育成ライトを使用してみようかなと。

数年前まではピンクや青といった光の育成ライトが主流で、人の普段暮らす環境でそれを使用するのには抵抗がありました。でも今は自然色のライトが主流となり、見た目もおしゃれでリビングに設置する事が出来るので、挑戦してみたいと思います。

フェイクから本物へ。植物が変えた暮らしと生き方

――植物育成においてインテリアやレイアウトで特にこだわっていることはありますか?

沢山の植物を迎えたいですが、植物に埋め尽くされた感じではなく少し間引いています。空間や家具の邪魔をしない為に増やしすぎないようにしています。

植物だけが目立つインテリアというよりも、木陰で暮らすようなイメージでレイアウトをしています。

又、鉢には拘って、大量生産ではない一点ものを見つけるとお迎えしています。

――SNSや本、動画など、植物育成の情報収集はどのようにしていますか?

Instagramから情報収集する事が多いです。YouTubeも見ますし、植物の本も購入します。 しかしビカクシダに関しては、夫が沢山のビカクシダに触れる為、自身の体験で学んでいる事が多いですね。

そして私も自身が育てている子達は、情報ではこう書いてあったけど、そうじゃない事もあるなと日々の暮らしで体感しながら学ぶ事も多いです。

例えば一般的に夜の水やりは良くないと言われているけれどこの子は大丈夫!それより水切れの方が大敵とか。環境や個体によって違うな…と思う事も度々あります。

――植物育成の照明において重視されている点は何ですか?

日中はつけっぱなしなので、タフである事。もし、おしゃれな物があれば今後はリビングでも使いたいです。

BARRELさんと今回のご縁で、育成ライトでも素敵な物が沢山ある事を知ったので、今後はインテリアを重視しているリビングにも取り付けたいと思います。

――植物育成ライトを使うことで、植物の成長や見た目にどのような違いを感じましたか?

ビカクシダ部屋では育成ライトを使用しているので、明らかに成長が早いです。

光が足りない場所でも届けたい所にピンポイントで光を届けてあげられるので、偏りのない綺麗な状態に育っていると思います。

――ユーザー様や観葉植物育成初心者の方に向けて、メッセージをお願いします。

フェイクグリーンしか置いた事のない私が植物に出会い、暮らし方、生き方が180度変わりました。

自然と早寝早起きになり、世話をする楽しさを知り、その分元気と癒しを与えてもらっています。

植物育成ライトやサーキュレーター等、心強い味方も沢山あるので、気負わずに気軽にBotanical Lifeを始めてみてはいかがでしょうか。きっと毎日が楽しくなりますよ!

――あなたにとって植物とは何ですか?

植物を育てる事で、季節を感じ四季にも敏感になります。彼らを見ていると辛い冬がずっと続くわけではなく、必ず春が来て新しい芽を出すのだと信じる事が出来ます。

たくさんの植物達と暮らし、ビカクシダ流木付を夫が制作して出品する事は、今では私たち夫婦のライフワークとなりました。

植物達の木陰で食事をして、夫が制作したビカクシダ流木付を大切なお客さまに迎えていただく。植物で繋がったそのご縁は、私たちをとても豊かな気持ちにしてくれます。辛い時期も大変な時期も植物達はそばに居て、私たちを癒してくれました。

私が元気がないと植物達も元気がなくなり、私が元気で充実していると植物達も元気なんです。 私自身を写す鏡のような存在でもあります。

今ではもう、一緒に暮らす家族です。
これからも共に暮らしていきます。

――ありがとうございました。

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