エケベリアとはどんな植物?人気の多肉植物の魅力や育て方を解説

エケベリアは、多肉植物の中でも特に人気の高い品種です。ころんとしたフォルムや重なり合う葉の美しさは、シンプルでありながらしっかりと存在感を放ちます。この記事ではエケベリアの概要や人気を集めている理由、さらには元気に育てるコツをご紹介します。

エケベリアとは

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エケベリアとは、多肉植物の一種であり、メキシコを中心とした中南米が原産地です。約180の原種があるとされており、そこから交配種が誕生していることから、品種の多さも特徴の1つです。

そんなエケベリアは秋から春にかけて葉が綺麗な紅葉色に染まり、ロゼット型を形成するため、見た目にも華やかな印象を与えてくれます。また、春先から夏にかけては小さな花も咲くため、一年を通してさまざまな姿を楽しむことができます。そのほかにも、乾燥に強いという特徴を持っていることから、初心者の方にも育てやすい品種となっています。

以下の記事では、エケベリアをはじめとした多肉植物について詳しく解説しています。エケベリアに興味がある、多肉植物を育ててみたいといった方はぜひチェックしてみてください。

多肉植物とは

エケベリアが人気を集める理由

店頭やメディアなどで、エケベリアを見たことがある方も多いのではないでしょうか。なぜエケベリアが人気を集めているのか、それにはいくつかの理由があります。ここでは、具体的な理由を解説します。

色と形のバリエーションが豊富

エケベリアが人気を集める理由の1つが、その品種の豊富さにあります。多肉植物といえば緑色のイメージが強いですが、エケベリアは青みがかったものや淡いピンク、鮮やかな赤、シックな紫など、多彩な色合いを楽しむことができます。また、その葉の形も丸みを帯びた可愛らしいものから、先端が尖ったシャープな印象のものまでさまざまです。さらに、葉の表面に粉をまとったようなマットな質感や、ぷっくりと肉厚で透明感のあるものなど、質感の違いも楽しめます。

季節や環境で色が変化する

エケベリアは、季節や気温によって葉の色が変わる点も魅力の1つです。例えば、エケベリアの葉の色は春から夏にかけてはオレンジや黄色っぽい色をしていますが、気温が下がると葉が赤く紅葉する品種もあります。季節の移り変わりとともにエケベリアの変化を楽しめる点は育てる楽しさの1つだといえます。

群生させると小さな庭のように楽しめる

エケベリアは単体で育てても美しい多肉植物ですが、群生させることでさらにその魅力が際立ちます。小さなロゼット状の株が集まると、まるで小さな庭や花壇をミニチュアにしたかのような景色が生まれます。エケベリアを群生させる最大の魅力は、その変化をまとめて楽しめる点にあります。品種ごとの色や形の違いがひとつの鉢に広がると、赤や緑、紫が混ざり合ったカラフルな景観になります。

エケベリアを元気に育てるコツ

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エケベリアを元気に育て、綺麗な見た目にするためには育てる際のコツを押さえておきましょう。ここでは具体的なエケベリア育成のコツを4つ紹介します。

置き場は季節によって変える

エケベリアは1年を通して楽しめる品種ですが、季節によって置き場を変えることが大切です。乾燥に強く、日光を好む性質を持っていますが、一年を通して同じ環境に置いておくと、時期によっては葉焼けや徒長の原因になってしまいます。

春と秋はエケベリアにとって成長期です。この時期は日当たりと風通しの良い場所に置くことで、株が引き締まり、色鮮やかに育ちます。屋外に出して日光をたっぷり浴びさせるのが理想的ですが、急な直射日光は葉を傷めることがあるため、徐々に光に慣らすことがポイントです。

夏は注意が必要な季節です。強烈な直射日光と高温はエケベリアにとって大きなストレスとなり、葉焼けや蒸れを引き起こします。そのため、夏場は半日陰や明るい室内に移動し、風通しを確保することが大切です。

冬は低温に気をつけなければなりません。品種によって耐寒性は異なりますが、氷点下になると株が傷んでしまうことがあります。そのため、寒さが厳しい地域では室内の日当たりの良い窓辺に置き、できるだけ光を確保しましょう。植物育成ライトの活用もおすすめです。

温度は10度以上をキープする

エケベリアは寒さに強くないため、育てる際は温度を10度以上にキープするようにしましょう。寒い環境に置いていると株が凍結し、枯れてしまう恐れがあります。

住んでいる地域によって異なりますが、屋外に置いている場合は、晩秋ごろには室内に移動させるようにしましょう。

ただし、低温環境で置いておいた方がより鮮やかに紅葉します。あまり早い段階から室内に移動させると綺麗に紅葉しない可能性があるため、タイミングには注意が必要です。

水はたっぷりとあげる

エケベリアの生育期である春と秋は、土が乾いたタイミングで水をたっぷりとあげましょう。水やりの量の目安は、鉢の底から水が溢れ出るくらいです。

一方で、夏と冬は休眠期であるため、2~3週間に1回の水やりで十分です。エケベリアは高温多湿の環境を苦手とするため、水をあげるとかえって株が傷ついたり、根腐れを起こしたりする可能性があります。ただし、完全に乾燥してしまわないよう、様子を見て葉水も行いましょう。

2〜3年に1回植え替えをする

エケベリアは根の成長が早く、植え替えをしないままでいると根詰まりを起こす可能性があります。2〜3年を目安に植え替えを行いましょう。具体的には、鉢の底から根が出てきている、土に水が染み込まなくなったといった症状が見られるようになったタイミングが植え替えの時期です。

植え替える際は、まずエケベリアの株を掴んで鉢から引き抜き、根についた土を払い落とします。すぐに新しい鉢に移すのではなく、日陰で2〜3日根を乾かします。また、傷んでいる根があれば移し替える前にハサミでカットします。

その後、新しい鉢に植え替えます。植え替える鉢は、小さすぎると水が蒸発しきれずに根腐れを起こすリスクが高くなるため、それまで使用していた鉢より一回り大きいものを選ぶようにしましょう。

エケベリアの人気品種

エケベリアは原種の数が多く、そこから交配を行っているため、その種類は非常に豊富です。ここでは、そんなエケベリアの中でも人気の品種を5つご紹介します。

エケベリア・ラウリンゼ

エケベリア・ラウリンゼは、ラウィとリンゼアナという品種の交配種です。粉をまとっており、ふっくらとした葉が印象的な品種となっています。また、葉先はピンク色で可愛らしい雰囲気を纏っている点も魅力の1つです。

エケベリア・クリスマス

エケベリア・クリスマスは、冬になると真紅に染まることから、その名の通りクリスマスにぴったりな品種です。冬以外の季節は、葉の色は緑がベース、葉先は少し赤く染まっているため、季節の変化とともに色合いの変化も楽しむことができます。エケベリアの中でも丈夫な品種とされているため、初めて育てる方にもおすすめです。

エケベリア・コロラータ

エケベリア・コロラータは、ブルーグレーからピンクまでさまざまな色合いを楽しめる品種です。葉先がやや尖っていることに加え、冬から春先にかけては葉の色がほんのりと赤みを帯びるため、バラの花を想像させてくれます。観賞用の植物を探している方におすすめの品種です。

エケベリア・オリオン

エケベリア・オリオンは、赤色の縁取りにブルーグリーンの肉厚な葉が特徴的な品種です。ブルーグリーンの葉にはブルームと呼ばれる白いロウの膜がついているため、全体的に上品な白みがかったコントラストを生み出しています。また、春と秋の生育期には黄色い花を咲かせる点も楽しみの1つです。

エケベリア・桃太郎

エケベリア・桃太郎は、淡い緑とピンク、赤の3色の綺麗なグラデーションが印象的な品種です。丸みを帯びた葉がバラの花のようにロゼット型に広がっており、より美しさを際立たせています。エケベリアといえばエケベリア・桃太郎、という方もいるほど、かなり人気の高い品種です。

エケベリアを育てる際によくあるミス

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ここではエケベリアを育てる際によく起こりがちなミスを3つご紹介します。エケベリアを元気に美しく育てるためにも、そして同じミスをしないためにも、ぜひ参考にしてください。

土の水捌けが悪いために根腐れを起こす

よくありがちなミスの1つが、土が多湿状態となり根腐れを起こすことです。根腐れは、土の中の酸素濃度の低下に伴い、土中の有機物の腐敗が進行することで有害物質が発生し、土壌環境が悪くなることで発生する現象です。土壌環境が悪いために根が呼吸できず、植物の細胞がどんどん死んでいってしまい、最悪の場合枯れてしまう恐れがあります。

根腐れを起こさないようにするためには、土を入れ替えることが大切です。また、根腐れが起こってしまった場合は、傷んだ根を切り取って症状が広がらないようにする必要があります。

直射日光が当たって葉焼けする

エケベリアを育てる場合、直射日光が当たりすぎることによる葉焼けにも注意しなければなりません。葉焼けは、葉が長い時間日光にあたることによって葉緑素が破壊され、葉の色が変色し、光合成できなくなる現象のことです。

葉焼けを起こさないようにするためには、エケベリアの置き場所に気をつける必要があります。例えば、屋外で日光が当たり過ぎているのであれば、カーテンで遮光できる屋内に移動させましょう。また、光量を調整できる植物育成ライトの使用も葉焼け対策として効果的です。

なお、葉焼けを起こした部分は元に戻らないため、葉焼けした葉はカットして、新しい葉が生えてくるのを待ちましょう。

鉢のサイズが合っておらず根詰まりしてしまう

エケベリアを育てる中で、鉢のサイズが小さくて合っていないために根詰まりを起こしてしまうケースもあります。根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになってしまう現象のことです。根詰まりを起こすと、水が植物全体に浸透しにくくなり、葉が変色してしまいます。

根詰まりは、植物の成長に合わせて植え替えをせず、そのままにしているために発生するケースがほとんどです。エケベリアのサイズよりもひと回り大きいサイズの鉢に植え替えることで根詰まりを回避できます。

エケベリアを室内で育てるならBARRELの植物育成ライト

エケベリアを元気に育てるうえでは、置き場所や温度、水やりなどに加えて、光量も重要です。自然光だとコントロールしきれない部分があるため、葉焼けなどのリスクが高まりますが、植物育成ライトであれば照射距離や照射時間の管理がしやすいため、エケベリアをのびのびと育てることができます。BARRELの植物育成ライトは、太陽光に限りなく近い光量と波長の光を提供するだけでなく、デザインにもこだわっているため、インテリア照明としても活躍してくれます。

NEO AMATERAS 20Wは、青波長を主としており、葉や茎を丈夫にしてくれる働きがあります。エケベリアをはじめとする多肉植物などの強い光を必要とする植物には特におすすめのライトです。また、北欧や和モダン、ミニマルなどさまざまなタイプの部屋に馴染む高級感のあるデザインも特徴的です。

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Akondは、高さが54cmと74cmの2種類から選べるフロアライトスタンドです。エケベリアをはじめとしたさまざまな植物の育成に使用できるため、利便性が高い植物育成ライトです。本体にはアイアンを使用しているため、高級感のある見た目となっています。さらにライトの角度調整ができ、照射位置を自由に設定できる実用的な機能も備えています。室内でのエケベリア育成だけでなく、観賞としても演出できるスタイリッシュなライトスタンドです。

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