気づいたら夢中に…ボトルアクアの手軽さ
――アクアリウムを始めたきっかけを教えてください。始めて良かったと思うこともお願いします。
ベタをお洒落なガラス容器で飼育している様子をSNSで拝見し、私も挑戦してみたいと思ったのがきっかけです。
ちょうど近くに評判の良いアクアリウムショップがあったこともあり、水草や熱帯魚の持つ美しさにどんどん魅了されていきました。
もともとインテリアに興味があったので、お部屋の中に小さな癒しの空間が生まれたことが、アクアリウムを始めて本当に良かったと思う点です。
毎日の小さな変化に一気一憂しながら、大量の植物とボトルアクアリウムと一緒に暮らす日々はとても幸せです。
――アクアリウムをされていて失敗したなと思ったことはありますか？あれば理由を教えて下さい。
失敗したなと思うのは、アクアリウムに夢中になりすぎて一気に増やしてしまったことです。笑。ボトルアクアリウムは手軽に始められる分、自制しないとどんどん増えてしまいます。
ダクトレールの照明をbarrelさんの植物育成ライトに変えたことをきっかけに、植物やボトルが次々と増えていき、気づけばメンテナンスが大変になり、自分で自分の首を絞める結果に…。
その後はパルダリウムやテラリウム、ビオトープなど色々と挑戦しましたが、やはりボトルアクアとビオトープが一番好きだと気づけたことは、大きな学びだったと思います。
――アクアリウムで挑戦してみたいことはありますか？
今すぐにではありませんが、いつか90センチや120センチほどの大型水槽を立ち上げるのが夢です。
アクアリウムは年齢に関係なく楽しめる趣味なので、子供が巣立った後には、心置きなく自分の時間をかけて取り組めたらいいなと思っています。
これまで使えなかった大型の流木をダイナミックに配置したり、小さな魚たちを群泳させたりと、想像するだけでワクワクします。
――SNSや本、動画など、アクアリウムの情報収集はどのようにしていますか？
アクアリウムの情報は主にInstagramから学んでいます。特に@ichistarium さんや @sono_aqua_pfm さんは、私にとって大きな憧れの存在です。お二人の深い知識や情熱、そして人柄に強く惹かれており、ずっとファンであり続けています。
また、ボトルアクアリウムについては、園さんの著書『ボトルアクアリウムバイブル』愛読書として、深く学ばせていただいています。
デザインと機能性を両立したお気に入り照明
――アクアリウムの照明において重視されている点は何ですか？
私の場合、照明で最も重視しているのはデザイン性です。水草の成長に必要な光量や機能面ももちろん大切ですが、まずは家のインテリアに自然と馴染むことを優先しています。
ホワイトカラーで暖色系のライトを探していたときに、barrelさんのライトに出会い、その洗練されたデザインに惹かれました。
アクアリウムとインテリアの共存を目指している私にとって、オシャレでありながら機能性も兼ね備えたライトは欠かせない存在です。
――アクアリウムのライトや設備で特に気に入っているアイテムはありますか？
お気に入りのアイテムは「YEW-7W」です。ボトルアクアリウムの照明として使用していますが、スタイリッシュなデザインはもちろん、調光機能がとても便利で気に入っています。
一般的なライトは光量が固定されていることが多いのですが、YEW-7Wはシーンに合わせて自由に調整できるのが魅力です。
ガラス面にコケが気になる時には光量を抑え、ボトルを美しく撮影したい時には光量を上げるなど、自分好みの明るさを選べるため、見た目と機能性の両方を兼ね備えたアイテムだと思います。
――ユーザー様やアクアリウム初心者の方に向けて、メッセージをお願いします。
アクアリウムは専門的で難しいものに思われがちですが、実は小さなボトルひとつからでも気軽に始められます。
最初は水草を数本植えるだけでも十分ですし、魚がいなくても楽しめます。大切なのは完璧に作ることではなく、自分のペースで自然を感じられる時間を持つことだと思っています。もっと身近にアクアリウムを楽しんでもらえたら嬉しいです。
好きが高じてボトルアクアリウムのカフェも始めたので、興味のある方はぜひお気軽に遊びにいらしてください。
【 cocone aquarium×cafe 】
〒561-0884
大阪府豊中市岡町北3丁目5-31 base plantz 3F-4F
050-1125-6513
cocone@baseplantz.com
Instagramはこちら ＞
――あなたにとってアクアリウムとは何ですか？
安らぎを与えてくれるものです。
家事の合間、ふと水槽を見ると、魚同士が可愛いポージングを決めていたり、仕事終わりホッと一息つく瞬間、水草だけにライトを当て、その美しさを堪能したり…
私にとって癒しそのものです。
――ありがとうございました。
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Instagram @coco_aqua_home