「お気に入りの観葉植物を育ててみたい!でもちゃんと育てられるかな。枯らしてしまわないか心配」このように、最初の一歩が踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。観葉植物は、繊細で枯れやすいものから、丈夫で育てやすいものまでその種類は多様です。まずは、育てやすい観葉植物を丁寧に育ててみてはいかがでしょうか。
この記事では、観葉植物を選ぶ時のチェックポイントや、枯らさないための鉄則の他に、ライフスタイル別の育てやすい観葉植物を紹介しています。これから、観葉植物を育ててみたいと考えている方は、ぜひご確認ください。
育てやすい観葉植物に必要な5大要素

育てやすいとされている観葉植物には以下5つの共通要素があります。育てやすい観葉植物を選ぶ時のチェックポイントとして、参考にしてみてください。
乾燥に強い
乾燥への耐性は育てやすさに直結する大切な要素です。乾燥に強い観葉植物は、葉や茎、根に水分を貯めることができるため、水やりの頻度が少なくて済みます。水やりのタイミングに神経質になる必要はありません。多少水やりが疎かになっても、すぐに枯れることはなく育成初心者の方でも安心です。
忙しい方や旅行などで家を空けがちな方でも、手軽にグリーンを楽しむことができます。ちなみに、観葉植物を枯らす最大の原因は、水切れではなく水のやりすぎによる根腐れです。水の与えすぎには注意しましょう。
日陰でも育つ
多くの観葉植物は熱帯原産で日光を好みますが、日本の一般的な室内、特に窓から離れたデスク周りや玄関は、日光が不足しがちです。日光を好む観葉植物を暗い場所に置くと、葉の色が悪くなったり、ひょろひょろと徒長したりして弱ってしまいます。
耐陰性が高い品種なら、日当たりの悪い部屋でも気にすることはありません。少ない光の量でも効率よく光合成を行いつつ、健康な状態を維持してくれます。窓際でなくても、生活空間の好きな場所をグリーンで満たすことができます。
寒さに強い
耐寒性は観葉植物を越冬させるうえで、とても大切です。観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯が出身地のため、日本の冬の寒さが苦手です。特に窓際や玄関など、夜間の冷え込みが厳しい場所では、耐寒性のない観葉植物はダメージを受けてしまいます。
耐寒性の高い品種を選ぶことで、冬場でも厳重な防寒対策を必要とせず、そのまま室内で安心して育てられます。初めて生育に挑戦する方でも「うっかり枯らしてしまう」可能性を抑え、一年を通してグリーンを楽しむことができます。
虫や病気の影響を受けにくい
虫の被害を受けにくい強さも、観葉植物の育てやすさに欠かせない要素です。虫や病気に強い品種なら、頻繁な薬剤散布や葉のチェックといった管理の手間が大幅に減ります。室内にグリーンを取り入れると、気になるのがコバエやアブラムシなどの虫です。小さな虫は一度発生すると、駆除に手間がかかるだけでなく、植物を育てること自体が嫌になってしまいます。
虫や病気の影響を受けにくい強い個体を選ぶことができれば、基本的な抵抗力も高いため、多少環境が悪化しても簡単に病気にかかることはなく、虫もつきにくいです。虫や病気への耐性は、清潔さを保ち、安心して緑のある生活を送るために欠かせません。
生育スピードが穏やか
生育スピードの穏やかさは、育成管理の手間を減らす重要な要素です。成長が早い観葉植物はすぐに根が詰まりすぎてしまうため、頻繁な植え替えが必要になります。また、樹形が乱れやすいため、こまめな剪定も必要です。
生育が遅い品種を選べば、何年も同じ鉢で楽しむことができ、剪定もほとんど不要です。忙しい方や、自宅のスペースに限りがある方にとって、「大きくなりすぎない」「形が崩れにくい」という特性は、長い間、観葉植物を無理なく維持するための大きなメリットとなります。
【ライフスタイル別 】枯れにくく育てやすいおすすめ観葉植物10選

ライフスタイルやそれぞれの性格にぴったりの観葉植物を10点、ご紹介します。ご自身の状況にぴったりの観葉植物を選んでみてはいかがでしょうか。
水やりを忘れがちなずぼらさん向け
サンスベリア
サンスベリアは、硬く直立する剣のような葉が特徴の丈夫な観葉植物です。原産地が乾燥地帯のため、厚い葉に水分をたっぷり貯め込む性質を持っています。非常に乾燥に強い多肉質の観葉植物で、育成初心者の方も育てやすいです。土が乾いてからさらに数日〜数週間経ってから水やりをする乾燥気味の管理を好みます。
頻繁な水やりは不要で、万が一、水やりを忘れてしまってもすぐに枯れることはありません。逆に水のやりすぎは根腐れの原因になるため、手間をかけすぎないことが健全な生育のポイントです。忙しいライフスタイルにぴったりの「手間いらず」な植物と言えます。
サンスベリアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
ザミオクルカス
ザミオクルカスは、光沢のある肉厚な葉が美しい観葉植物です。根元にラウ(塊茎)と呼ばれる球根のような部分を持っています。ラウに大量の水分を溜められるため、乾燥に極めて強く、土が完全に乾いてからさらに数週間放置しても問題ありません。
頻繁な水やりが必要ないため、忙しい方や旅行などで家を空けることが多い方でも、根腐れを気にせず簡単に管理できます。艶のある濃い緑の葉はインテリア性も高く、初めての方でも失敗のリスクが少ない「最強のズボラ向け観葉植物」の一つです。
日当たりの悪い部屋でも育つ耐陰性最強植物
モンステラ
モンステラは、大きく切れ込みの入った独特な葉が魅力の観葉植物です。熱帯ジャングルの大きな木の陰で育つため、耐陰性が非常に高く、日当たりの悪い室内でも比較的育てやすい観葉植物です。直射日光は葉焼けの原因になるため避け、窓から離れた明るい日陰や、レースのカーテン越しの光が当たる場所が最適です。
水やりは土が乾いたらたっぷりと与えるだけです。管理もシンプルで気を使いません。特徴的な深い切れ込みが入った大きな葉は、室内にトロピカルでモダンな雰囲気を演出してくれるため、インテリアにも最適です。インテリア性を重視したいものの、日当たりのいい場所がない、という方におすすめできます。
モンステラについては以下の記事で詳しく解説しています。育て方の基本や意外と知らない豆知識など、興味のある方は合わせて読んでみてください。
ポトス
ポトスは、つる性で美しいハート型の葉が特徴の観葉植物です。日陰でも育てやすい観葉植物の代表格です。熱帯の森林の地面で育つため、最初から日光が少ない環境に順応しています。窓から離れた部屋の奥や、光が入りにくい場所でも枯れずに、つるを伸ばしながら元気に育ちます。
耐陰性だけでなく生命力も非常に旺盛です。仮に葉が落ちてしまっても回復しやすい強さを持っています。水切れにも比較的強く、水挿しでも簡単に成長します。ハンギングや棚からつるを垂らすなど、飾り方のバリエーションも豊富なため、凝ったインテリアを目指している人に最適です。
育成初心者の方でも失敗しないために、ポトスの育て方の基本やSOSサインなど以下の記事を参考にしてみてください。
アグラオネマ
アグラオネマは、光沢のある濃緑の葉に独特の模様が入る美しい観葉植物です。アジアの熱帯地域に自生しており、少ない光量でも問題なく生育できる能力を備えています。オフィスやリビングの奥など暗い場所でも育てやすい観葉植物です。
アグラオネマは、葉に入るその独特の模様や鮮やかな色が魅力です。品種改良により白やピンク、赤など多彩な葉色が展開されるようになりました。日照条件が限られる室内で、美しいカラーリーフを飾りたい方におすすめです。極端な寒さには注意が必要ですが、管理の手間が少なくインテリア性が高いため、初心者にも人気があります。
衛生面が気になる綺麗好きな方向け
ガジュマルのハイドロカルチャー(水耕栽培)
ハイドロカルチャーに適した観葉植物は数多くありますが、植物の生命力を感じてみたい方はガジュマルのハイドロカルチャーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ガジュマルは、特徴的な気根と丸みのある葉が魅力の丈夫な観葉植物です。ガジュマルの最大の魅力は、生命力の強さと環境適応力の高さです。本来は土で育つ植物ですが、丈夫なため水耕栽培への移行も比較的スムーズです。初心者が生育しても簡単には根腐れしません。
また、ハイドロカルチャーは土を使わないため衛生的です。透明な容器を使えば、特徴的な太い幹を水中で鑑賞でき、生命力の偉大さを実感できます。ガジュマルは「多幸の木」としても知られています。丁寧に育てると幸せが舞い込むかもしれません。ガジュマルについて詳しく知りたい方、以下の記事も合わせて読んでみてください。
エアプランツ
エアプランツは土を必要とせず、樹木や岩などに張り付いて育つ着生植物です。土を使わないため、観葉植物を飾る際に最も心配されるコバエやカビ、土の汚れといった衛生上の問題が一切発生しません。
ガラス容器に入れたり、そのまま棚に置いたり、吊るしたりと飾り方の自由度も高く、清潔な状態を保ちやすいのも魅力です。水やりは週に数回の霧吹きか、月に数回のソーキング(水に浸すこと)だけで済むため、手軽にグリーンを楽しみたいきれい好きな方に最適です。
小さなスペースを彩る卓上置きスタイル
テーブルヤシ
テーブルヤシは、細長く柔らかい葉が優雅に広がる小型の観葉植物です。その名の通り、卓上に置けるコンパクトサイズが魅力で、成長してもあまり大きくなりません。すらりとした幹と涼しげな羽状の葉は、どんなインテリアにも馴染みやすく、小さなスペースに南国リゾートの雰囲気を彩ってくれます。
テーブルヤシはヤシの仲間としては珍しく耐陰性も強く、日当たりの悪い室内でも比較的育てやすいのが魅力です。乾燥にはやや注意が必要ですが、霧吹きで葉水をこまめに行うことで葉のツヤを保つことができます。
ハオルチア
ハオルチアは、小さく肉厚な葉がロゼット状に広がる、多肉植物の一種です。小型で大きく成長しないため、卓上で育てるのに適しています。「オブツーサ」などに代表される半透明の「窓」を持つ品種は、光が当たるとキラキラと透き通り、まるで宝石のような秀麗さを持っています。
多肉植物のため乾燥に強く、水やりの回数が少なくて済む上に、強い直射日光を苦手とするため、日陰の生育でも問題ありません。スペースを取らず、手がかからないため、小さな空間に個性的で癒しのあるグリーンを置きたい方にぴったりです。
ハオルチアは、その豊富な品種と宝石のように輝く窓付きの葉が魅力です。以下の記事では、ハオルチアの主な品種や特徴をご紹介しています。
観葉植物を枯らさないための鉄則3選

これさえ守っておけば、そう簡単には観葉植物を枯らさない!という3つの鉄則をご紹介します。観葉植物をちゃんと育てられるか心配な方はぜひ、チェックしてみてください。
鉄則1:水やりをしっかりマスターする
観葉植物を枯らさないための、基本的な鉄則は水やりです。水やりをしっかりマスターしなければ、十分に観葉植物を育てることはできません。植物が枯れる最大の原因は、水のやりすぎによる根腐れです。毎日少しずつ水を与えるのはNGです。土が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり与える、というメリハリをきかせた水やりをしましょう。
乾燥に強い品種の場合、土の表面が乾いてからさらに数日〜1週間待ちます。完全に乾かす期間を設けることで、根に新鮮な空気を取り込ませ、根腐れを防げます。観葉植物の種類や季節によって頻度は異なりますが、水やりのメリハリさえ守れば、そう簡単には枯れることはありません。
鉄則2:風通しと置き場所を重視する
風通しの良い置き場所を選ぶことはとても大切です。風通しの悪さは、根腐れや病害虫(コバエやハダニ)が発生する大きな原因となります。常に湿った状態が続くと根が呼吸できず、やがては弱ってしまいます。日陰に強い観葉植物は多いものの、風通しには注意してあげましょう。
置き場所を選ぶ際は、レースのカーテン越しのような柔らかい光が当たる明るい場所で、かつ空気がよどまない窓際などが理想です。窓を開けて換気を行うか、サーキュレーターなどで定期的に風を送り込む工夫をしましょう。空気の管理を意識することが、植物の健康を保ち、枯らさないための鉄則です。
植物の育成においてあまり意識されていませんが、かなり重要な要素となってくるのが「風」です。植物育成になぜ風が必要なのか、以下の記事で詳しく解説しています。合わせてチェックしてみてください。
鉄則3:コバエ・病害虫の予防と対処をする
コバエ・病害虫予防の基本は、水やり後に鉢皿に水を溜めないこと、そして前述の通り風通しを良くすることです。土の表面を乾燥させることで、コバエの産卵を防げます。コバエが気になる場合は、有機物を多く含む通常の土ではなく、ハイドロカルチャー(水耕栽培)や無機質な土に切り替えるのも効果的です。
室内に虫が発生すると、見た目の不快さだけでなく、植物が弱り枯れる原因にもなります。もし発生してしまったら、初期の段階で専用の殺虫剤やスプレーで速やかに対処しましょう。早めの対策が被害を最小限に抑える鉄則となります。
観葉植物を室内で育てるならBARRELの植物育成ライト
観葉植物を室内で育てるならBARRELの植物育成ライトがおすすめです。色々な用途に合わせて様々なライトが用意されています。観葉植物の生育だけでなく、ライトアップしてディスプレイ照明としても使える、デザイン性のある優れものばかりです。今回は、育成初心者の方でも安心して使える、観葉植物育成におすすめのTSUKUYOMI 10WとClamp Lamp Socketをご紹介します。
TSUKUYOMI 10Wは、太陽に近い波長を持つライトで、日当たりの悪い場所での観葉植物の生育をサポートします。太陽光とほぼ変わらない見え方で、より自然な陰影を演出することにも長けた万能型ライトです。インテリアにマッチするスタイリッシュなライトを探している方にもおすすめです。
Clamp Lamp Socketは、平らな面なら色々な場所にクランプでしっかり固定できるライトです。ソケットの向きは付属の工具でしっかり固定できるため、ライトの重さで下を向いてしまう心配もありません。ライトの向きをお好みの位置に自由に固定できるため、さまざまな演出も可能です。上から光を当てることもできますし、下側からライトを当てて陰影を際立たせることもできます。お気に入りの観葉植物をおしゃれにライトアップしてみませんか?












