エアプランツは土がなくても育つ!元気に育てるコツからおしゃれな飾り方まで解説

エアプランツは、育てるにあたって土を必要とせず、空気中の水分を結露させることで育つ植物です。ディスプレイの自由度が高く、壁やカーテンレールに吊るす、容器に入れる、流木に絡ませるなど、さまざまな飾り方ができます。この記事ではエアプランツの概要や飾り方、育てる際のコツ、おすすめの品種などについてご紹介します。

エアプランツとは

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エアプランツ(チランジア)とは、土を使わずに育てられる不思議な植物です。パイナップル科に属し、葉の表面にある「トリコーム」という細かな毛のような器官で空気中の水分を吸収して生きています。そのため、土に植える必要がなく、木や石、壁など好きな場所に飾れる自由度の高さが魅力です。

エアプランツは、ホームセンターや園芸店によっては学名通り「チランジア」という名前で販売されていることもあります。また、園芸品種を含めて2,000以上の種類があり、育てる際の選択肢が豊富な植物です。品種によっては大きく育ち、花が咲くものもあります。

エアプランツの寿命はどれくらい?

エアプランツの寿命は品種によって異なりますが、平均すると10年ほどです。エアプランツは、発芽から開花まで5〜7年程度かかるのが一般的で、開花後は半年から1年ほどで枯れます。品種によっては20年以上生きるものもあり、種類や管理の仕方によって寿命は大きく変わります。

また、エアプランツは生涯に一度だけ花が咲き、株元から子株が出てきます。子株を株分けし、上手く管理することで長年にわたって同じ品種を楽しみ続けることも可能です。

エアプランツのおしゃれな飾り方

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ここではエアプランツをおしゃれに飾る方法を紹介します。エアプランツは土を必要としないため、他の植物と比べても飾り方のバリエーションはさまざまです。どういった飾り方があるのか、ぜひチェックしてみてください。

吊るして飾る

エアプランツの飾り方の中でもオーソドックスかつお手軽なのが、吊るして飾るというものです。例えば、ワイヤークラフトやビーズを通したワイヤーアレンジにエアプランツを絡ませ、フックなどから吊るして飾ることができます。

また、小さなエアプランツをカーテンレールから複数吊るすのもおすすめです。部屋のインテリア性が高まるだけでなく、エアプランツの自然な姿を楽しむこともできる方法です。

容器に入れて飾る

エアプランツは、陶器やガラスなどのさまざまな容器に入れて飾ることも可能です。使用する容器次第で、飾った時の雰囲気も大きく変わるため、部屋の雰囲気やインテリアに合わせた飾り方ができます。

例えば、落ち着いた色合いの陶器を使用すれば、洗練された雰囲気を演出できます。また、透明なガラスは、エアプランツをより際立たせてくれます。そのほかにも、ガラス容器にゼオライトやバークチップなどを敷いてテラリウムとして楽しむことも可能です。

流木に絡ませて飾る

流木にエアプランツを絡ませて飾る方法もおすすめです。例えば、針金を流木に巻きつけたうえでそこにエアプランツを絡ませることができます。また、流木にエアプランツを着生させることも可能です。着生することで根が出やすくなり、生育が安定するというメリットもあります。

流木は小さなものであれば吊るして飾ることもできますが、吊るさずにそのまま床や机、棚などに置いて飾るのもおすすめです。流木によって自然な雰囲気がより強くなるため、ナチュラルテイストの部屋が好みの方はぜひ試してみてください。

エアプランツを育てる際のコツ

エアプランツを育てるにあたっては、いくつかのコツを押さえておくことが大切です。ここでは具体的なコツを5つご紹介します。特に、エアプランツを育てるのが初めてという方はぜひ参考にしてみてください。

屋内の風通しのいい場所に置く

エアプランツを育てる際は、屋内の風通しのいい場所に置くようにしましょう。風通しが悪いと、水やり後にエアプランツに水が残って蒸れの原因となるためです。蒸れた状態が続くと、最悪の場合枯れてしまうこともあります。窓の近くなど風通しのいい場所を確保し、難しい場合はサーキュレーターを使用するのもおすすめです。

生育期は1日に1回霧吹きで水を与える

生育期の3〜5月と10〜11月は、1日に1回霧吹きで水を与えましょう。エアプランツは、空気中の水分を葉の上で結露させてそれを取り込むことで育つものですが、これは原産地である中南米における場合です。日本だと気候の条件が異なるため、定期的に水を与えなければなりません。

エアプランツは、夕方以降の暗くなる時間帯は、酸素や水分を吸収する気孔と呼ばれる穴が開きます。そのため、霧吹きでの水やりは、夕方から夜にかけて行うのがポイントです。

こまめに温度管理を行う

エアプランツは暑さにも寒さにも強くないため、こまめな温度管理が必要不可欠です。生育に適した温度は20〜30度とされています。また、10度以下になると成長が止まり、さらに5度以下になると枯れる可能性があります。

冬は暖房の風が直接当たらない場所へ移動し、夜間の冷え込みにも注意しましょう。逆に夏は直射日光や高温にさらされないよう、風通しの良い半日陰に置くと安心です。

液体肥料を春と秋に与える

エアプランツは、春と秋の生育期には液体肥料を与えましょう。肥料を与えることで葉にツヤが生まれるほか、株の成長を促進できるためです。

液体肥料を与える際は、規定の2倍以上に薄めたうえで、霧吹きなどで与えることがポイントです。規定通りの薄め方だとエアプランツにとって濃すぎる可能性があります。濃すぎると葉が吸収しきれなかった栄養素が残ってしまい、見栄えが悪くなるため注意が必要です。

水に浸して根までしっかり水を吸わせる

エアプランツを育てる際は、根までしっかりと水を吸わせることも大切です。水やりがしっかりと行われないと株全体が白くなり葉が薄くなるほか、葉が内側に丸まったり、葉先が枯れたりする恐れがあります。

水やりの方法としては霧吹きによるものが挙げられますが、根までしっかりと水を与えるためにはソーキングをしてください。ソーキングとは、バケツなどに水を溜めて、そこに植物を完全に浸して水を吸収させる方法のことです。夕方から夜にかけて、4〜6時間ほど水に浸しましょう。

エアプランツの人気品種

撮影:BARREL

ここではエアプランツの中でも人気の品種を紹介します。エアプランツにはさまざまな品種があるため、これからエアプランツを育てようとしている方は、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

エアプランツ・イオナンタ

エアプランツ・イオナンタは、メキシコとグアテマラを原産地とする品種です。イオナンタはラテン語で「すみれ色の花」という意味を持っており、その名の通り菫色の花を咲かせます。また、イオナンタの中でも、有茎タイプのものから、サイズの大きいもの、白い花を咲かせるものなどさまざまな種類があるのも魅力です。

エアプランツ・コットンキャンディー

エアプランツ・コットンキャンディーは、エアプランツの中でも美花種と呼ばれるほど、その見た目の美しさが特徴の品種です。成熟するとピンクや紫などの綺麗な色合いの花が咲くため、部屋の中を鮮やかに彩ってくれます。リーズナブルな価格で販売されており、繁殖もしやすいとされていることから、エアプランツ初心者にもおすすめです。

エアプランツ・ハリシー

エアプランツ・ハリシーも美花種と呼ばれており、ロゼット状の多肉質な葉を持っている点が特徴です。大きすぎないサイズ感のため室内でも飾りやすい品種です。リビングはもちろん、玄関やトイレなどに吊るして飾るのもおすすめです。なお、葉に関しては折れやすいため、丁寧に扱うようにしましょう。

エアプランツ・キセログラフィカ

エアプランツ・キセログラフィカは、エアプランツの王様と呼ばれる品種です。これは、葉の色が銀色がかっていることが由来だとされています。また、王様という呼び名に相応しいサイズの大きさも特徴であり、最大で高さ30cm、直径60cm程度まで成長します。そのため、1株でも室内で存在感をしっかりと示してくれます。

エアプランツ・ウスネオイデス

エアプランツ・ウスネオイデスは、中南米で緩衝材として使用されていたこともある品種です。スパニッシュモスと呼ばれることもあり、髪の毛のような細い葉を持っている点が特徴です。壁にかけたり、天井から吊るしたりして飾ることで、葉の様子を楽しむことができます。乾燥が苦手なため、育てる際はこまめに霧吹きで水を与えることがポイントです。

エアプランツを室内で育てるならBARRELの植物育成ライト

エアプランツは土を必要としていないことから、初心者でも比較的育てやすい品種だといえます。元気よく育てるためには、直射日光を避け、適切な量の日の光を当てることが大切です。室内でエアプランツを育てる場合、植物育成ライトであれば太陽光の代わりに植物の成長に必要な波長と光量の光を確保することができます。BARRELの植物育成ライトは、植物の健康的な生育はもちろん、そのデザイン性からインテリアに飾ってもおしゃれな照明として活躍してくれます。

NEO TSUKUYOMI 20Wは、赤と青のバランスが取れた波長で株全体の成長を促しやすく、成長スピードも早まります。高級感のある石調のデザインは、ホワイトとブラックの2色展開となっています。シンプルなデザインなため、どんな空間にも馴染みます。

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また、柔軟に角度調整可能なフレキシブルアームライトスタンドは、115cm、150cm、184cmの3段階の高さに調整できます。フレキシブルアームで向けたい向きに調節できるため、壁にかけているエアプランツにも光を当てやすくなっています。こちらもブラックとホワイトの2色展開となっているため、部屋の雰囲気に合わせて選択可能です。

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