シェフレラは、カポックと呼ばれることもある観葉植物です。世界各地に約600の品種が自生しており、葉の形状や模様はそれぞれ異なります。この記事では、シェフレラの概要やカポックとの違い、育てる際のコツ、おすすめの品種などについてご紹介します。観葉植物を探している方、シェフレラが気になっている方はぜひ参考にしてください。
シェフレラとは
シェフレラとは、ウコギ科シェフレラ属に分類される常緑の観葉植物で、東南アジアや台湾、中国南部などの熱帯・亜熱帯地域を原産としています。観葉植物としても人気を集めており、葉の形状や色、低木から高木までさまざまな種類があります。
また、サイズ展開も幅広く、デスクサイズの小鉢から大型のシンボルツリーまで、部屋の大きさや育てる人のニーズに応じた育成の選択ができます。シェフレラは、手のように放射状に広がり、ツヤと厚みを備えた葉が特徴です。
耐陰性があり、多少日当たりが弱い室内でも育てやすく、初めて観葉植物を育ててみたい方でも手軽に育てられます。
シェフレラとカポックの違い

シェフレラはカポックと呼ばれることがありますが、シェフレラがウコギ科に属するのに対して、カポックはパンヤ科に属しており、本来はそれぞれ異なる植物です。
では、なぜシェフレラがカポックと呼ばれるのでしょうか。それは両者の葉が似ているためです。この混同が発生したのは江戸時代だとされています。
当時、香港から初めてシェフレラが日本に輸入され、カポックによく似ている植物であり、香港から輸入されたことからホンコンカポックという名で流通し始めました。これがきっかけで「シェフレラ=カポック」という名称が定着しました。この時の名残で現在もシェフレラをカポックとして販売している店舗もあります。
一方で、近年では名称がシェフレラに統一されつつあるのも事実です。また、お店によってはシェフレラとカポックの両方の名称を記載して販売しているケースもあります。
シェフレラの花言葉と由来
ここでは、シェフレラの花言葉とその由来を紹介します。シェフレラにはポジティブな気持ちになれる花言葉がいくつもあります。どういったものなのかチェックしてみてください。
繁栄・発展
シェフレラには、繁栄や発展を願う花言葉があります。これは、シェフレラの成長が早いことに由来しています。そのため、お店の開店祝いや結婚祝いなど、将来のさらなる繁栄や発展を願う場面での贈り物としても活用できます。もちろん、自身のさらなる繁栄・発展を目指して自宅に置くのもおすすめです。
長寿
シェフレラは、枯れにくくて長持ちする植物であることから、長寿の意味合いを持っています。おじいちゃん・おばあちゃんに元気よく長生きしてもらうことを願って送るのもおすすめです。還暦や古希、喜寿、傘寿、米寿など、節目のタイミングのプレゼントにもぴったりです。
実直・誠実
シェフレラは、実直や誠実といった意味の花言葉も持っています。これは、シェフレラの枝がまっすぐに伸びる様子が実直さや誠実さをイメージさせるためです。また、言葉でうまく表現できない実直な思いを、花を贈ることで伝えていたという古い習慣が影響していると言われることもあります。相手に対して自分の思いを伝えたいときにシェフレラを贈ってみましょう。
幸運を呼び込む
シェフレラは幸運を呼び込む植物といわれることもあります。これは、放射状に広がる葉の形状が、四方八方に良い気を広げ、外からのエネルギーを受け止める姿に見えることから、縁起の良い植物として扱われることがあります。結婚や引っ越しなど、新たな生活を始める人に対する贈り物にもぴったりです。
シェフレラを元気に育てるコツ

ここでは、シェフレラを育てるにあたって押さえておきたいコツをご紹介します。初めて育てる人でも元気に育てられるようなポイントを取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
定期的に日光に当てる
シェフレラを育てる際は、定期的に日光に当てるようにしましょう。シェフレラ自体は耐陰性があるため、日光が当たらなくても育てられますが、日光を定期的に当てる方がより元気で健康的に育ちます。
例えば、窓際に置いてカーテン越しに柔らかい光が当たるように置きましょう。夏場の日差しが強い時期に直射日光を当てすぎてしまうと、葉焼けの原因になるため注意が必要です。光量を調整しつつ光を当てたい場合は、植物育成ライトの使用もおすすめです。
土の表面が乾いたら水を与える
シェフレラを育てる際には水やりが欠かせません。水は土の表面が乾いたタイミングで、たっぷりと鉢の底から溢れるくらい与えます。また、水を与えた後は、受け皿に残った水を捨てて清潔に保つようにしましょう。水が受け皿に残ったままだと根腐れを起こす恐れがあるためです。
冬場の水やりに関しては、室内で育てているのであれば他の季節と同じように行って構いません。もし冬になって成長が止まったようであれば、水やりの頻度を減らしましょう。また、水やりと合わせて葉水をすることもポイントです。葉にツヤを出せるほか、害虫予防にもつながります。
2ヶ月に1回を目安に肥料を与える
シェフレラへの肥料に関しては、春から秋にかけての生育期に緩効性化成肥料を2ヶ月に1回を目安に与えましょう。また、室内で育てる場合は、冬場でも成長するため、肥料を同じペースで与えます。
緩効性化成肥料は、土の表面に適量をまいたうえで、軽く混ぜると株に対してまんべんなく栄養を供給できます。なお、液体肥料を使用することもできますが、こちらを使用する場合は2週間に1回を目安に規定の希釈倍率に薄めて与えるようにしましょう。
温暖な環境に置く
シェフレラは温暖な環境を好む植物であるため、育てる際は温度管理を行うようにしましょう。最適な温度範囲は18〜26度であり、温度がこの範囲から大きくずれてしまわないようにしましょう。
ただし、エアコンの風が直接当たると急激に水分が失われ、乾燥により弱ってしまうため、エアコンの風が直接当たらない場所に置くのもポイントです。
1〜2年に1回は植え替えをする
シェフレラは成長速度が速いため、1〜2年に1回のペースで植え替えをする必要があります。植え替えをしないままだと、鉢のサイズとシェフレラの大きさが合わず、窮屈になって根詰まりを起こす恐れがあるためです。
植え替えは、生育期である春から秋にかけて行います。鉢土を3分の1ほど落としたうえで、一回りか二回りほど大きな鉢に植え替えましょう。
植え替えた後は、根が土にしっかりと張っていない状態となり、直射日光を当て続けるとしおれてしまう恐れがあるため、しばらくは直射日光の当たらない場所に置きます。
部屋に置きたい!シェフレラのおすすめ品種

シェフレラにはさまざまな品種があり、魅力もそれぞれ異なります。ここではお部屋にシェフレラを置きたい方におすすめの品種を紹介します。シェフレラの購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
シェフレラ・マルコ
シェフレラ・マルコは、丸い大ぶりの葉が特徴的な品種です。他の品種と比べると、小葉の柄が長く、葉は薄い点も特徴です。葉の縁がひらひらと波打つなど、その可愛らしい見た目はお部屋のインテリアにもぴったりです。観葉植物として人気を集める品種であるため、品薄になっている可能性もあります。
シェフレラ・レナータ
シェフレラ・レナータは、金魚の尾のように不規則に割れている葉先が特徴の品種です。その見た目から金魚葉カポックと呼ばれることもあります。シェフレラ・レナータの中には黄色の斑が入ったものもあるなど、印象的な葉を持っています。比較的育てやすい品種とされているほか、テーブルサイズのものもあるため、室内にも置きやすいです。
シェフレラ・コンパクタ
シェフレラ・コンパクタは、キングとクイーンという2つの異なるタイプを持つ品種です。キングは尖った葉を持ち、四方に広がるように大きく成長する点が特徴です。また、クイーンは丸い葉と上に成長する点が特徴です。キングよりも成長が緩やかであるため、ちょっとしたスペースがあれば設置できます。
シェフレラ・ホンコン
シェフレラ・ホンコンは、丸い葉先を持つ品種です。シェフレラの中でももっともポピュラーな品種とされています。また、耐寒性を持っており0度まで耐えられるなど、温度管理の負担がそれほど大きくなく、初心者にも育てやすい品種です。幹を編み上げて植えたものや盆栽風のものなど、さまざまな見た目で販売されているため、部屋のテイストに合わせやすい点も特徴です。
シェフレラを室内で育てるならBARRELの植物育成ライト
シェフレラは、観葉植物として人気を集める品種であり、室内でも育てられます。一方で、育てるにあたっては定期的に日の光を与えることが大切であるため、日当たりを考慮しなければなりません。光量を調整しつつ、室内でシェフレラを育てたい場合は、BARRELの植物育成ライトの利用を検討してみてください。
例えば、TSUKUYOMI 10W あかだまちゃんモデルは、アクアリストであるあかだまちゃんが監修した限定モデルの植物育成ライトです。ゴールドとブロンズの2色展開となっており、シンプルでスタイリッシュなデザインは、さまざまなインテリアにマッチします。また、太陽光に近い演色性となっており、植物の見え方が驚くほど綺麗に見えるため、シェフレラの魅力をより引き立ててくれます。
SPRAY-1000は、葉水も水やりも行える電動スプレーです。ノズルは柔軟に角度調整ができ、延長ノズルも付いているため、届きにくい場所や吊り下げの植物にも水やりができます。さらに、薬剤の散布にも対応しています。シンプルなブラック・ホワイトボディで部屋の雰囲気を損なう心配もありません。フル充電すれば1日10分の使用想定で約1週間使えるなど、使い勝手のいいスプレーです。



