モンステラを育てていて「なぜうちの葉はいつまで経っても丸いままなんだろう?」「切れ込みはいつになったら出てくるの?」といった悩みを抱えていませんか?葉の切れ込みは、モンステラが健康に成長していることの証です。
この記事では、モンステラの葉が割れないと悩む方へ向けて、原因や今日からすぐに実践できる具体的な解決策を徹底解説しています。
モンステラの葉が割れない原因とは?

今か今かと、モンステラの葉が割れるのを待っているのに、一向にその様子が見えない!こんな時は、何か原因を抱えている可能性があります。ここでは、モンステラの葉が割れない主な原因をいくつかご紹介します。モンステラについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。
日光が不足している
モンステラは、株が成熟すると葉に切れ込みや穴を開けます。自ら葉に切れ込みや穴を開ける現象は、生育に必要な光を効率よく取り込むための本能的な工夫だと考えられています。
しかし、室内で日光が不足していると、株は光合成に必要な光エネルギーを十分に作り出すことができません。モンステラの葉に美しい切れ込みを出すためには、レースのカーテン越しなどの明るい日陰に移動させ、十分な光を与えることが大切です。
水やりの過不足がある
モンステラの成長に水は不可欠ですが、水やりの過不足には注意しましょう。水を与えすぎてしまうと、土が常に湿った状態となり、根が呼吸できず根腐れを起こします。
根が傷むと、水や養分を吸収できなくなり、株全体が弱って成長が止まってしまいます。成長が止まってしまえば、もはや切れ込みを持つ葉を出す余裕はありません。
逆に、水が不足してしまうと、株は生き延びるために成長を抑制してしまいます。水やりは、土の表面が乾いたことを確認してから、たっぷりと与えるようにメリハリをつけましょう。
葉が割れない品種もある
モンステラは品種によって葉の特徴や成長スピードが異なります。一般的に多く流通しているのは、成長とともに大きく割れるモンステラ・デリシオーサです。しかし、中には成熟しても葉がほとんど割れない、あるいは切れ込みが浅い品種も存在します。
例えば、モンステラ・アダンソニーは、葉の縁が割れない代わりに穴が開きます。また、ヒメモンステラは、モンステラ・デリシオーサに比べて小さく、切れ込みが出るのが遅い点が特徴です。
育て方が適切でも葉の切れ込みが出ない場合は、手持ちのモンステラが割れない性質を持つ品種なのかもしれません。
成長過程でまだ葉が割れる段階ではない
モンステラの株が未熟で幼い段階では、まだ葉を割るための十分な体力やエネルギーがありません。幼い時期に出る葉は、順調に成長していても、切れ込みのない丸い形をしています。
幼い時期は、株全体の光合成効率を最大化し、生存に必要なエネルギーの確保が必要です。葉に切れ込みや穴が出始めるのは、株がしっかりと成熟し、大人のサインが出始めてからです。
環境を整え、肥料や植え替えで株を充実させましょう。モンステラの健やかな生育のサポートは、切れ込みのある葉を出すための前提条件です。焦らず、株の成長を見守りましょう。
今すぐできる!葉が割れないモンステラの具体的な解決策

ここでは、モンステラの葉が割れないときの対処法をご紹介します。今すぐできる解決策なので、原因が特定できたら以下の対処法を試してみましょう。
毎日の葉水を徹底する
モンステラは熱帯のジャングル原産の観葉植物なので、高温多湿の環境でよく育ちます。室内の乾燥した空気はモンステラにとって大きなストレスとなり、葉の活発な展開を妨げる原因となります。
そのため、毎朝・毎晩の葉水はしっかり行いましょう。葉や株周辺の湿度を上げることによって、新芽の展開をスムーズにし、葉を大きく成長させます。
葉の乾燥を防ぐことはハダニや害虫の予防にも効果的です。生育環境を整えて、切れ込みのある立派な葉を出す力を後押ししましょう。
週に1回ずつ鉢の向きを変える
モンステラの葉が割れるには、株全体が健康に、かつバランス良く成長していることが重要です。窓辺などに置かれた鉢植えは、光の当たる一方向に向かって葉や茎を伸ばす徒長を起こしがちです。
徒長になると、光が当たらない側の成長が滞り、葉を割るエネルギーが不足します。バランスの良い成長を促すために、週に一度、鉢を4分の1ほど回転させましょう。
すべての葉と茎に光が均等に当たるようにすることで、バランスの取れた健全な成長を促し、結果的にモンステラの葉を割る力を蓄えることができます。
ひと回り大きな鉢に植え替える
モンステラはあっという間に成長してしまうため、1〜2年で鉢の中が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こすことがよくあります。
根詰まりが発生すると、水や栄養を効果的に吸収できなくなり、株全体の成長が停滞します。成長の停滞によって、エネルギーを大きく使う活動は優先度が低くなり、結果として葉は丸く割れないままです。
根詰まりかな?と思った時は、ひと回り大きな鉢に、水はけの良い新しい土を入れて植え替えを行いましょう。根が再び自由に伸びる空間を確保することで、株が健全に成長し、切れ込みのある葉を出すエネルギーを取り戻すことができます。
適切に肥料を与える
モンステラに必要十分なエネルギーを与えるために、肥料を与えましょう。土に含まれる養分は限られているため、成長期には肥料によるエネルギー補給が不可欠です。
春から秋にかけての成長期に、緩効性肥料や液体肥料を規定量与えましょう。肥料を与えることで株全体が充実し、葉を割るための力が満たされます。
ただし、肥料の与えすぎは根を傷める原因になるため、製品の用法・用量を守りましょう。冬の休眠期には肥料を控えることも大切です。
モンステラの育成環境を見直す5項目
モンステラを育てる環境を見直したい時に役立つ、5つのチェックポイントを紹介します。モンステラの基本的な育て方について知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
置き場所と日当たり
モンステラの葉が割れない最大の原因は日光不足です。モンステラは耐陰性があるものの、美しい切れ込みのある葉を出すには、十分な光合成によるエネルギー生成が必要です。
モンステラは、レースのカーテン越しの窓辺など、直射日光が当たらない明るい場所に置きましょう。直射日光は葉焼けの原因になります。逆に暗すぎる場所では、葉を割るエネルギーが不足してしまい、丸いままの葉が続く原因になります。
現在の置き場所で光が十分に当たらないと感じたら、少しずつ窓辺に向けて移動させつつ、株全体に均等に光が当たるように、鉢の向きを定期的に変えることが大切です。
水やりと葉水
モンステラの葉が割れるには、健康な根から十分な水分と栄養が供給されている必要があります。水やりは、土の表面が完全に乾いたことを確認してから、鉢底から水が出るまでたっぷりと与えるメリハリが大切です。
水の与えすぎは根腐れを起こしてしまい、水分の吸収を妨げて成長を止めます。湿度を好む熱帯原産のモンステラは、毎日の葉水で湿度を上げると、新芽がスムーズに芽生えてきます。大きく活発な葉に育てるには、葉水は欠かせません。
温度・湿度管理
モンステラの切れ込みのある葉を出すためには、適切な温度・湿度管理が大切です。モンステラの成長期の適温は、20℃〜30℃程度です。寒さに弱いため、最低でも10℃以上は維持できる環境を整えましょう。
低温の環境下では、株の活動が停止し、切れ込みを出す成長もストップします。また、高湿度の環境を好むため、空気が乾燥する環境でも成長が鈍ります。毎日の葉水を徹底し、冬場の暖房で乾燥しすぎないよう注意しながら育てましょう。
風通し
健康なモンステラを育てるには、風通しの確保が大切です。風通しが悪いと、葉や土の表面が湿った状態が続き、カビや病気、カイガラムシやハダニなどの害虫が発生しやすくなります。
また、土が乾きにくくなることで、根腐れの原因にもなります。風通しを確保するには、窓を開けて換気を行う、サーキュレーターなどで空気を循環させるなど、適度な空気の流れを作ることが大切です。
葉のスペース
モンステラは、株が成熟するにつれて葉が非常に大きくなり、切れ込みも深くなります。葉を最大限に大きく、また割れた状態にするためには、十分な葉の展開スペースが必要です。
葉が壁や他の植物に密着している状態では、物理的に葉を広げることができず、新芽の展開が妨げられたり、形が歪んだりすることがあります。葉同士が触れ合わず、風通しを確保できるよう、周囲に空間的余裕を持たせて配置しましょう。
十分なスペースを与えることで、モンステラは存分に個性豊かな、美しい切れ込みのある大きな葉を展開できるようになります。
モンステラの葉が割れないときによくある疑問

モンステラの葉が割れない時によく寄せられる質問と回答を3点、ご紹介します。モンステラの生育に行き詰まった時に、参考にしてみてください。
葉に切れ込みが入るまでどのくらいかかりますか?
モンステラは成熟しなければ、葉に切れ込みが入りません。成熟までの期間は株の環境とサイズによって大きく異なりますが、一般的に数ヶ月から1年以上かかる場合があります。
幼い株の期間は切れ込みのない丸い葉のままです。根を充実させて株そのものが大きくなるまで待つ必要があります。また、日光不足や根詰まりがあると、成熟していてもエネルギー不足で切れ込みが出ません。
適切な明るい日陰での管理、植え替え、肥料を与えるなど、日々丁寧に育てていれば、早熟に仕上げることも可能です。
切れ込みがない丸い葉は、切ってしまって良いですか?
モンステラの切れ込みのない丸い葉は、見た目からつい剪定したくなりますが、基本的には切らずに残しておいた方が良いです。
丸い葉も、光合成器官として十分な役割を果たします。エネルギー不足が原因で葉が割れない場合、この丸い葉が光を吸収し、株全体を成長させるための十分なエネルギー源となってくれます。
丸い葉にエネルギーが蓄えられることによって、株が成熟し次の新芽を出すときに、切れ込みのある立派な葉を展開させる力を得ることができる、というわけです。
黄色く枯れた葉や明らかに病害虫に侵された葉は、エネルギーを供給できませんので、早めに選定しても構いません。
明るい場所に移動させても、葉焼けが怖いです。どうすればいいですか?
暗い場所で育ったモンステラの葉を急に日差しの強い場所に晒すと、葉焼けが起きます。葉焼けを防ぐためには、少しずつ光に慣らすことを心がけましょう。
まずは、現在の場所より少しだけ明るい場所へ移動させ、数日〜1週間、葉の状態を観察します。問題がなければ、さらに明るい場所へと少しずつ近づけていき、最終的にレースのカーテン越しの最適な場所に固定します。
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