【塊根植物育成】育成ライトが支える植物のある暮らし-OWNER’s VOICE File41

室内管理だからこそ叶う安定した環境

――植物育成を始めたきっかけを教えてください。始めて良かったと思うこともお願いします。

今の家を建てた時にインテリアの一部として植物が欲しくなり園芸店に行ったんですが、そこでパキポディウムに出会ったのが始まりでした。そこから塊根植物にハマり、色々な植物を見たい、育てたいという気持ちからどんどん植物が増えていきました。

最初はとにかく集めることに必死でしたが、いつのまにか育成する楽しさの虜になっていましたね。特に、実生や挿し木は日々の変化や成長がわかりやすいので、観察したり世話をしたりすることが楽しいです。

植物を始めて良かったと思うことは…育成が楽しい。緑に癒しをもらえる。花が咲くと嬉しい。と、色々あるんですが1番はInstagramを通じて色々な方と繋がりができたことですね。

SNS上で植物育成についての情報交換をしたり一緒にイベントに参加したり、共通の趣味を持つ人との時間は本当に楽しいです。そういう繋がりが植物への興味をより深めてくれますね。

――植物育成において、特に気をつけていることや管理方法について教えて下さい。 (水、光、風、温度など)

うちでは温室、ベランダ、屋外、室内で植物を管理しています。温室やベランダは出来るだけ日当たりの良い場所を選んで植物を置くようにしていますが、室内はあまり日当たりが良くないので育成ライトに頼って管理しています。

最近は育成ライトが進化したおかげで、室内でも十分に植物が育てられるのでありがたいですね。逆に光が強すぎて焼けてしまう事もあるので、ライトの光量、数、距離などで強さを調整しています。

風も大事なのでサーキュレーターを24時間稼働させて常に空気が動くようにしています。

温度に関しては植物のために何かしているわけではないんですが、動物がいるので家の空調で割と快適な温度設定になっています。冬は12℃〜23℃ぐらい、夏は上がっても30℃超えない程度って感じですね。

温室は10℃を下回らないようにヒーターで暖めていますが、室内と比べると光熱費が気になります…。光や温度のことを考えても室内管理は環境が安定していますね。

――植物育成をされていて失敗したなと思ったことはありますか? あれば理由を教えてください。

色々とありますね。夏の日差しに当てすぎて焼いてしまったり、水をやりすぎて根腐れさせてしまったり、害虫にやられてしまったり… 知識と経験不足からそういう失敗を繰り返していますが、何がいけなかったのか、どうすれば良かったのかと試行錯誤しながら管理していくのも園芸の楽しさだと思います。

植物の数が増えてくると目がいき届かなくなってしまい、異常に気付くのが遅れてしまうことがあるので普段の植物チェックは大事です。

その点では室内で育成ライトを使って管理することで環境をコントロールしやすかったり、植物のチェックがしやすいという利点がありますね。

――育てやすい、あるいは育てるのが難しいと感じる植物はありますか?植物名とその理由を教えてください。

今うちにある塊根植物やビカクシダは割と安定して管理できているので、育てやすいってことなんだと思います。

育てるのが難しいと感じる植物は色々あるんですが、特にサボテンの管理が苦手ですね。サボテンもすごく好きなので昔は育てていたんですが、どうしても上手く育てられないので断念してしまいました。

あと、オトンナクラビフォリアは毎年種も取れて実生もよく育つので増えるんですが、夏越しが難しく毎年かなりの数が減ってしまいます。色々試してもなかなか上手くいかず悩んでいたんですが、年間通して室内でLED管理している株はかなり生存率が上がることがわかったので室内管理する株の比率が上がってきました。

あくまでうちでの場合ですが。

――今後育ててみたい植物や挑戦してみたいことはありますか?

自生地でも数が減っているような植物を種から実生で育ててみたいですね。自生地のような姿に育てて、花を咲かせて種を取る。そしてまた種を蒔く。そういうことを想像するとワクワクします。

あとは、他の人がつくったことのないオリジナルのハイブリッドにも挑戦してみたいですね。まだまだ知らない植物がたくさんあるので、この先も未知の植物との出会いがあると思います。その中で育てたいと思う植物に出会うことも楽しみです。

植物らしさを守る育成ライト選び

――植物育成においてインテリアやレイアウトで特にこだわっていることはありますか?

我が家ではリビングでも植物を管理しているので、なるべくインテリアを損ねないように気をつけています。

植物棚はうちのインテリアに馴染むような物を自作しました。本当はもっとオープンにしたいんですが、いたずらする猫がいるのでフェンスで囲って対策しています。

それから育成ライトは昔ピンク色の光のものも使っていたのですが、あまりにも不自然だったので今はすべて白系に統一しました。その中でも白すぎない自然の光に近い色のライトを使うようにしています。

あとは温室やベランダでもそうですが、できるだけ効率よく光が当たるように配置しています。

――SNSや本、動画など、植物育成の情報収集はどのようにしていますか?

植物育成の情報はSNSから入手する事がほとんどです。本当ならイベントなどで直接会ってお話ししたいんですが、イベントも頻繁には参加できないのでInstagramで他の方のpostを見たりDM等で直接情報交換したりすることが多いです。

あとは教えてもらった情報を自分の家の環境に当てはめて、自分なりにやっていく感じですね。植物関連の雑誌はたまに購入しますが、自生地の写真や珍しい植物を見るのもモチベーションになります。

――植物育成の照明において重視されている点は何ですか?

植物の成長速度も大事ですが、それ以上にそれぞれの植物が「らしくない姿」にならないように気を使っています。植物が徒長したり、弱くなったりしないように光の強さや質を重視していて、PPFDや光の波長も育成ライトを選ぶ目安にしています。

太陽光の補助的な役割だけではなく、それだけでメインの光としても使えるライトが理想ですね。

あとはライト自体の見た目と光の色も重要です。たまにですが来客もありますし、リビングに設置するために家族の理解も得なくてはいけないので笑

――植物育成ライトを使うことで、植物の成長や見た目にどのような違いを感じましたか?

昔は植物育成ライトを太陽光の補助として使っていましたが、今は太陽光に頼らなくても育成ライトだけで植物を育てられるぐらい進化したなと感じますね。

光の強さも質も良くなって、植物によっては太陽光で育てるより育成ライトの方が生育が良いものも多いですし、現地球のような風格のある締まった株がつくれる植物もありますね。

花付きが良かったりするのも光の波長のおかげなんだと思います。そしてやはり天気に左右されずに安定した管理ができるっていうのが最大のメリットですね。

――ユーザー様や観葉植物育成初心者の方に向けて、メッセージをお願いします。

最初のうちはわからないことだらけですが、植物の顔色を観ながら試行錯誤することで、少しずつ自分の性格や環境に合った植物や栽培方法がわかってくると思います。

最近の日本の夏は植物にもキツい環境なので、育成ライトを使って室内管理するのも選択肢のひとつかなと思います。

植物育成は歳を取ってもできる趣味ですし、年数をかけてじっくり育てていけるところも楽しさかなと思います。自分なりのやり方を見つけながら植物ライフを楽しんでください。

――あなたにとって植物とは何ですか?

最高の趣味であり、今や生活の一部にもなっています。植物の様子を見ながら日に当てたり水をあげたり土を変えたり…植物に対して色々とアプローチすると、植物もそれに応えるように葉を茂らせたり花を咲かせたりと反応してくれます。

そういう瞬間は本当に幸せな気持ちになりますね。それと僕は写真が好きなので、うちの子供や動物たちと植物の写真を撮って、成長記録として残すのが最高に楽しいですね。

写真を見返すと子供も動物たちも植物も、みんな一緒に成長しているのがよくわかります。植物と暮らすことは活力にもなりますし、僕の生活になくてはならないものですね。

――ありがとうございました。

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