「エアプランツは水やり不要で放置しても育つ」と聞いたことはありませんか?土を使わずに育てられる手軽さから、初心者向けの植物として人気のエアプランツですが、実は完全に放置してしまうと枯れてしまうことも少なくありません。この記事では、エアプランツの概要や育て方の基本をご紹介します。
エアプランツとは

エアプランツとは、南米の熱帯雨林地域や中南米の砂漠地域などに自生する、ブロメリア科チランジア属の植物です。原産地では土に根を張らず、樹木や岩に着生して育つという特徴があります。正式名称は「ティランジア」ですが、土がなくても空気中の水分だけで育つことからエアプランツと呼ばれるようになりました。
土がなくても育つという特徴を活かし、自生地と同じように樹木や岩に流木や岩に固定して楽しむこともできます。また、室内ではテーブルの上や棚にそのまま置いたり、スタンドやハンギングで飾ったりと、他の観葉植物にはない自由度の高い楽しみ方ができます。
以下の記事では、エアプランツの概要や寿命、おしゃれに飾るポイント、人気品種などについて解説しています。エアプランツに興味のある人は、ぜひこちらもご覧ください。
エアプランツは「土がいらない=放置OK」ではない
エアプランツは土がなくても育てられる植物ですが、土がいらないからといって放置しておいても育つわけではありません。
例えば、水やりが不十分だと株全体が白くなってスカスカになり、見た目を損なってしまいます。また、葉が丸まったり、葉先が枯れてしまったり、ハリがなくなったりすることもあるため、水やりは欠かせません。
さらに、日当たりを考慮することも大切です。土は不要ですが、それでも育てるにあたって押さえておくべきポイントがあります。
エアプランツの育て方の基本
ここでは、エアプランツを育てるにあたっての基本的なポイントをご紹介します。育て方を把握しておきたい初心者の方やエアプランツの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
風通しと日当たりのいい場所に置く
エアプランツを育てる際、風通しと日当たりのいい場所に置くことが大切です。適度な光が当たることで、葉が健やかに育ち、発色やフォルムも美しく保ちやすくなります。また、風通しのいい場所に置くことで蒸れを回避できるため、湿気によるトラブルや枯れ込みを起こしにくくなります。
ただし、日当たりのいい場所といっても、直射日光の当たる場所は避けましょう。日当たりが強すぎると葉が痛んでしまうためです。レースカーテン越しに光が当たる場所や明るい日陰に置きましょう。また、植物育成ライトを使用して、光量を調整する方法もおすすめです。
温度は20〜30度を維持する
エアプランツは暑さにも寒さにもそれほど強くないため、適温とされる20〜30度を維持するようにします。30度を超えるとエアプランツ自体が弱ってしまうほか、寒すぎると成長が止まるため、置いてある場所の気温をこまめにチェックし、必要に応じて置く場所を変える、温度調整をすることが大切です。
週に1~2回霧吹きで水を与える
エアプランツを育てる上では水やりが欠かせません。水やりは霧吹きを使って週に1〜2回のペースで行います。葉全体に水が行き渡るように霧吹きで吹きかけるのがポイントです。
また、水やりのタイミングは夕方以降に行いましょう。これは、夕方以降になると酸素や水分を吸収する気孔と呼ばれる穴が開くためです。気孔が開いていない日中に水やりをしても、エアプランツはしっかりと吸収してくれません。吸収されなかった水は葉の間に溜まるため、根腐れにつながる可能性があります。
月に1回水に完全に浸す
週1〜2回の水やりに加えて、月に1回程度のソーキングも育てるうえでは重要です。ソーキングとは、エアプランツを水に完全に浸すことです。1回あたり4〜6時間を目安に行います。ソーキングは、エアプランツ全体に効率よく水を与えられるほか、害虫の駆除にも効果的です。
水に浸っている時間が長すぎると、エアプランツが腐ってしまう恐れがあるため注意が必要です。また、ソーキングの後に葉の付け根に水が残っていると、根腐れの原因になります。そのため、ソーキング後は一度エアプランツを逆さまにして軽く振り、水分をしっかり切ってから管理しましょう。
葉が枯れたら株元から取り除く
エアプランツは、成長とともに新芽を出して大きくなっていくため、成長に伴い外側の葉は古くなって枯れてしまいます。そのため、枯れた葉は株元から取り除くようにします。
枯れた葉が残っていると、見た目が悪いだけでなく、葉が密集して通気性が悪くなるため、定期的に葉の様子をチェックして、必要に応じて取り除く必要があります。うまく取り除けないときは、ピンセットや剪定ハサミなどを使用しましょう。
意外と知らないエアプランツの仕組み

ここでは、エアプランツの特徴的な仕組みについて解説します。土がなくても育つエアプランツですが、どういった仕組みで成長しているのか、水分をどのように吸収しているのかなど、ぜひ参考にしてみてください。
葉の表面から水分を吸収している
エアプランツは、葉の表面から水分を吸収している点が特徴です。一般的な植物は、根が土壌から水分を吸収します。そのため、水やりをする際は、乾燥した土を湿らせるように与えます。
一方エアプランツの場合、トライコームと呼ばれる葉の表面にある毛から水分を吸収しています。そのため、土がなくても水分を吸収し、成長することができます。
空気中の湿度も水分源になる
エアプランツは、空気中の湿度も水分源にして成長します。エアプランツの原産地である熱帯地域は、湿度が高く空気中にも水分が豊富にあるため、エアプランツが自生することができます。
また、砂漠にもエアプランツは自生しますが、これも砂漠の朝晩の寒暖差によって発生する霧を水分として吸収できるためです。一方で、日本の気候では空気中の水分が十分ではないため、日本で育てる場合は、人の手による水やりが欠かせません。
根は体を固定するために生えている
多くの植物の場合、根は水分や栄養などを吸収する役割をになっていますが、エアプランツの根は体を固定する役割を果たしています。水分や栄養を吸収する働きも多少はありますが、主な用途は着生です。実際に、自生しているエアプランツは、岩や電線、木の幹など様々な場所に着生して育っています。
エアプランツを育てる際の注意点

ここでは、エアプランツを育てるにあたって注意しておくべきポイントをご紹介します。土がなくても育つことから、育てやすそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、ちょっとした点を怠るだけで枯れてしまう恐れもあります。これからエアプランツを育てる方はぜひ参考にしてみてください。
風通しを意識して乾く環境をつくる
エアプランツを育てるにあたって、風通しの良い環境を作ることを心がける必要があります。風通しが悪いと水を与えた後に乾燥しにくく、根腐れを起こす可能性が高まるためです。窓の近くなど、風が入ってきやすい場所に置くことはもちろん、必要に応じてサーキュレーターを使用するのもおすすめです。また、枯れた葉を取り除き、エアプランツの葉が密集しないようにするのも風通しを良くする方法としておすすめです。
水不足になると葉のカールが強くなる
エアプランツは水不足になると葉先がカールし、見た目が損なわれてしまうため、週に1〜2回をめどに霧吹きで水を与えます。水不足は葉先のカールに加え、株がスカスカになってしまい、エアプランツの成長にも影響を与えるため注意しなければなりません。特に春と秋の生育期は水不足に陥りやすいため、こまめな水やりと1ヶ月に1回を目安に行うソーキングが欠かせません。
葉焼けを起こさないために日当たりを調整する
エアプランツは日当たりのいい場所で育てることがポイントですが、日差しが強いと葉焼けを起こすため、日当たりを調整する必要があります。葉焼けを起こすと、葉が白くなったり茶色くなったりするため、見た目が悪くなるだけでなく、最悪の場合枯れてしまう恐れもあります。
カーテン越しに日が当たる場所に置く、植物育成ライトを使用して光量を調整するなど、日が当たりすぎないように配慮することが大切です。また、葉焼けの症状が見られたら、該当箇所はカットしましょう。
エアプランツを室内で育てるならBARRELの植物育成ライト
エアプランツを育てる上でのポイントの1つが、日当たりの調整です。日差しが強すぎると葉焼けを起こす可能性があるため、日当たりをこまめに調整する必要があります。日当たりを調整する時には、BARRELの植物育成ライトがおすすめです。
NEO TSUKUYOMI 20Wは、ビギナーからプロまで誰でも扱いやすい植物育成ライトです。植物の自然な美しさを引き立たせる太陽光に近い波長を使用しているため、外で育てているような自然な育ち方をしてくれます。ホワイトとブラックの2色展開となっており、どちらも高級感のあるデザインが特徴です。室内の雰囲気を壊すことなく、インテリアとしても自然な形で馴染んでくれます。エアプランツ以外にも、野菜や多肉植物、アクアリウムなど様々な植物の育成にもおすすめです。
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