オリーブはなぜ人気?育て方や実をつけるコツ、おすすめ品種まで解説

オリーブは、銀葉の美しさやすっきりとした樹形を楽しめる常緑高木です。庭木やシンボルツリーとして人気があり、育て方のポイントを押さえれば実の収穫も楽しめます。この記事では、オリーブの基本情報や人気の理由、育て方、おすすめ品種、実をつけるコツについて解説します。 

オリーブの基本情報

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オリーブは、一年を通して緑の葉を楽しめる常緑高木です。銀葉が美しく、芝生のある庭や洋風の外観とも相性がよいため、庭木やシンボルツリーとして人気があります。オリーブは乾燥に強く、樹勢も強い植物です。ただし、大きく育ちやすい分、伸びた枝を切るだけの管理では実がつきにくくなる場合があります。実の収穫まで楽しみたい場合は、樹形を整える剪定や日当たりを意識して育てることが大切です。

オリーブは約6,000年前から栽培されてきたとされ、旧約聖書にも登場するほど古い歴史を持つ植物です。ノアの箱舟の物語でハトがオリーブの枝をくわえて戻ったことから、平和の象徴としても広く知られています。 

オリーブはなぜ人気?

オリーブは、おしゃれな樹形を楽しめることから、庭木やシンボルツリーとして高い人気があります。また、観賞するだけでなく、実の収穫も楽しめる点も魅力の1つです。ここではオリーブが人気を集める理由を解説します。 

シンボルツリーとして楽しめる

オリーブが人気を集める理由のひとつが、シンボルツリーとして楽しめることです。シンボルツリーとは、家や庭の象徴となる樹木のことで、玄関まわりや庭の中心に植えられることもあります。

オリーブは一年を通して葉を楽しめる常緑樹であり、スタイリッシュな樹形も魅力です。先の尖った葉や銀葉の美しさは洋風の住宅とも相性がよく、植えるだけで空間をおしゃれな印象に見せてくれます。

また、平和の象徴として知られていることも、シンボルツリーとして選ばれる理由のひとつです。見た目の美しさだけでなく、文化的な意味合いも持つことから、庭を彩る存在として親しまれています。 

育てながら実の収穫も楽しめる

オリーブは観葉植物や庭木として楽しめるだけでなく、実の収穫を楽しめる点も魅力です。実がついたら手摘みで収穫でき、自宅で育てる楽しさをより感じられます。ただし、オリーブの実は渋みが強く、生のまま食べるのには向いていません。収穫後はあく抜きを行い、塩漬けやオイル漬けにして楽しむのが一般的です。

収穫時期は9〜2月頃が目安ですが、用途によって適したタイミングが異なります。塩漬けにする場合は、9〜10月頃の緑色の実が使いやすく、オイル用にする場合は、12月頃の黒紫色に熟した実が向いています。 

比較的丈夫で初心者でも育てやすい

オリーブは生命力が強く、比較的育てやすい植物です。日当たりのよい場所で管理し、土が湿りすぎないように育てることを意識すれば、初心者でも取り入れやすいです。特に注意したいのが、水の与えすぎです。よく育ってほしいと思って水を多く与えると、かえって根を傷める原因になる場合があります。

オリーブは湿った環境が苦手なため、乾燥気味に管理することが大切です。しっかり日光に当て、過湿を避けることで健康な状態を保ちやすくなります。

オリーブの育て方のポイント

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オリーブを健康に育てるためには、日当たりや水やり、剪定などの管理が重要です。ここでは、オリーブを長く楽しむために押さえておきたい育て方のポイントを紹介します。 

日当たりのいい場所に置く

オリーブは日光を好む植物のため、庭植え・鉢植えを問わず日当たりのよい場所で育てることが大切です。十分な光を確保することで、健康な生育につながるだけでなく、実のつき方や品質にも良い影響を与えます。

目安として、1日6〜8時間以上の日光が当たる環境が適しています。庭に植える場合は日当たりの良い場所を選び、鉢植えの場合は南向きのベランダや窓際など、できるだけ長く光が当たる場所で管理します。反対に、建物の影になる場所や日照時間が短い場所では生育が悪くなることがあるため注意が必要です。

土の表面が乾いたらたっぷり水を与える

鉢植えのオリーブは、土の表面が白っぽく乾いてきたタイミングで水を与えます。表面を少し湿らせる程度では鉢の中まで水が届きにくいため、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与えることが大切です。水やりをするときは、一部分だけに偏らないように、土全体へまんべんなく水を行き渡らせます。水の量にムラがあると、根の張り方や生育に影響する場合があります。

庭植えの場合は、苗木や植え付け直後を除き、基本的に頻繁な水やりは必要ありません。夏は乾きやすいため水切れに注意し、冬は土が乾きにくくなるため控えめに管理します。気温が高い時期は、根への負担を避けるため、午前中に水やりを行うのが安心です。 

定期的に剪定を行う

オリーブをきれいな樹形で育てるためには、定期的な剪定も欠かせません。剪定は冬の寒さが和らいだ2〜4月頃を目安に行います。生育が本格化する前に不要な枝を整理すると、植物への負担を抑えやすくなります。樹形の乱れが気になる場合は、9〜10月頃に軽く整えることもあります。

ただし、伸びた枝をその都度切るだけでは、樹勢が落ち着かず、実がつきにくくなる場合があります。実の収穫を楽しみたい場合は、全体の形を意識しながら枝を整えることが大切です。また、切り戻し剪定を行うと、花芽や果実のつき方に影響することがあります。剪定前に理想の樹形を決め、不要な枝を見極めながら整えると、見た目と生育のバランスを保ちやすくなります。 

風通しを良くする

オリーブは日当たりだけでなく、風通しの良い環境も好みます。空気の流れがある場所で育てることで、葉や枝の間に湿気がこもりにくくなり、健康な状態を保ちやすくなります。ベランダで育てる場合は、日当たりを確保しながらも、強い風が常に当たり続ける場所は避けるのがおすすめです。

また、エアコンの室外機の風が直接当たる場所も生育に影響を与えることがあります。室内で育てる場合も、時々換気を行い、空気が循環する環境を意識することが大切です。日当たりと風通しの両方を確保できる環境を整えることで、オリーブを健康に育てやすくなります。 

初心者にもおすすめのオリーブの人気品種

オリーブにはさまざまな品種があり、それぞれ樹形や実の特徴、育てやすさが異なります。ここでは、初心者にもおすすめのオリーブの人気品種を紹介します。 

オリーブ・シプレッシーノ

オリーブ・シプレッシーノは、イタリア・シチリア島原産のオリーブ品種です。直立性で樹形を整えやすく、すっきりとした見た目を楽しめるため、シンボルツリーとしても人気があります。比較的育てやすく、病害虫にも強いとされているため、初心者でも選びやすい品種です。丸みのある実をつけ、ピクルスやオリーブオイル用としても利用できます。

また、ほかの品種と近くで育てることで実がつきやすくなります。開花時期が近い品種を組み合わせるのが基本で、オリーブ・ネバディロブランコと合わせて育てられることもあります。 

オリーブ・ルッカ

オリーブ・ルッカは、イタリア・トスカーナ州原産の品種です。アメリカなどでも広く栽培されており、成長が早く枝葉を豊かに茂らせるため、広い庭のシンボルツリーとしても人気があります。果実は小ぶりで細長く、オイルや塩漬けに利用できます。オイル含量が高い品種として知られており、果実からはフルーティーな風味のオリーブオイルを作れます。

また、成長するにつれて枝がねじれるように伸び、オリーブらしい樹形を楽しめる点も魅力です。ただし、剪定を行わないと横方向へ広がりやすいため、定期的に樹形を整えながら育てることがポイントです。 

オリーブ・マンザニロ

オリーブ・マンザニロは、スペイン原産のオリーブ品種です。スペイン語で「小さなりんご」を意味し、その名の通り、りんごのように丸みのある実をつけます。果実は比較的大きく、食用としてピクルスに加工されることが多い品種です。実の形がかわいらしく、収穫を楽しみたい方にも向いています。

樹形は横に広がりやすいものの、枝が密になりやすく、比較的コンパクトにまとまりやすい点も特徴です。小型の木でも栽培しやすく、庭や鉢植えでも育てやすいオリーブです。 

オリーブ・ネバディロブランコ

オリーブ・ネバディロブランコは、スペイン原産の代表的なオリーブ品種です。数あるオリーブの中でもポピュラーな品種として知られており、庭木や鉢植えにも取り入れられています。果実は約2〜2.5gほどと小ぶりで、果肉がやわらかい品種です。加工用というより、主にオリーブオイル用として栽培されています。

樹形は半直立型から開帳型で、耐寒性がある点も特徴です。また、花粉が多く、開花期間も長いとされているため、ほかの品種の受粉を助ける品種としても利用されています。 

オリーブ・ミッション

オリーブ・ミッションは、アメリカ・カリフォルニア州原産のオリーブ品種です。直立性の樹形で、すらっと上に伸びる姿を楽しめます。葉は銀葉系で先端が尖った形をしており、見た目にもすっきりとした印象があります。果実は約2.5gの長円形で、結実性が高い品種として人気です。

果実は香りがよく、含油率も高いため、ピクルスやオリーブオイル用として栽培されています。耐寒性がある点も、育てやすさにつながる特徴です。

オリーブの実をつけるコツ

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オリーブは受粉や剪定、日当たりなどのポイントを押さえることで、実がつきやすくなります。ここでは、オリーブを育てる際に実をつけるためのコツを紹介します。

受粉しやすい品種を組み合わせる

オリーブの実を収穫したい場合は、受粉しやすい環境を整えることが重要です。オリーブには自家受粉する品種もありますが、異なる品種を近くで育てた方が実付きが良くなる場合が多いとされています。

〔 組み合わせ例 1 〕ルッカ × ネバディロ・ブランコ

最も定番とされる組み合わせの一つです。

  • ルッカ:自家結実性があり実付きが良い
  • ネバディロ・ブランコ:花粉量が非常に多い受粉樹

ネバディロ・ブランコは「受粉樹の王様」とも呼ばれ、多くのオリーブ品種の受粉相手として利用されています。家庭栽培でも実績が多く、初心者にもおすすめです。

〔 組み合わせ例 2 〕ミッション × ネバディロ・ブランコ

  • ミッション:日本で流通量が多く育てやすい
  • ネバディロ・ブランコ:花粉供給用

ミッション単体でも実が付きますが、ネバディロ・ブランコを近くに植えることで結実率が向上します。

また、品種を選ぶ際は開花時期も確認しておきたいポイントです。開花のタイミングが大きくずれていると受粉が成立しにくくなるため、花が咲く時期が近い品種同士を組み合わせることが大切です。実を安定して収穫したい場合は、受粉相性の良い品種を選んでみてください。

花芽を切りすぎない

オリーブの実を収穫したい場合は、剪定で花芽を切りすぎないように注意が必要です。伸びた新芽を短く切り詰めすぎると、花芽まで落としてしまい、実がつきにくくなることがあります。樹形を整える際は、全体の見た目だけで判断せず、実をつける枝を残すことも大切です。観賞目的だけでなく収穫も楽しみたい場合は、強く切り戻しすぎないように管理します。 

日照時間を確保する

オリーブの実つきを良くするためには、十分な日照時間を確保することも重要です。日光が不足すると木の生育に影響するだけでなく、花や実のつき方にも影響を与える場合があります。目安として、1日6〜8時間以上は直射日光が当たる環境が適しています。庭植えの場合は日当たりの良い場所を選び、鉢植えの場合もできるだけ長く光が当たる場所での管理がおすすめです。 

オリーブを室内で育てるならBARRELの植物育成ライト

オリーブは日光を好む植物のため、健康に育てたり実をつけたりするには十分な光を確保することが大切です。しかし、室内では窓際であっても光量が不足する場合があり、置き場所が限られてしまうこともあります。そのような場合は、植物育成ライトを活用することで、室内でも必要な光を補いやすくなります。

例えば、BARRELの「WAP-SUN-20W」は、光合成効率を高めるために設計されたオリジナルレンズを採用した植物育成ライトです。植物にやわらかく光を届けることで、光阻害や葉焼けのリスクに配慮しながら育成環境を整えられます。

また、防水仕様のため、水やりの際も扱いやすい点が特徴です。暖色系の光で植物を美しく照らしてくれるため、育成だけでなくインテリア照明としても活躍します。カラーはブラックとホワイトの2色から選べます。

【WAP-SUN-20W】電球E26|防水仕様 IP65|暖色系のやさしく拡散する光|色温度:4300~4700K

複数の植物を育てている場合や、置き場所に合わせて柔軟にライトを設置したい場合は、「Clamp Lamp Socket × POLE STAND × Clamp Ring」もおすすめです。こちらは植物育成ライトを取り付けるためのスタンドセットで、自立型のため壁や天井に穴を開けることなく設置できます。省スペースで使いやすく、高さ調整もできるため、植物の成長に合わせて照射距離を調整しやすい点が魅力です。

また、1本のポールに最大3個までライトを取り付けられるため、異なる方向から光を当てたい場合にも活躍します。植物の配置やレイアウトに合わせて照射方向を調整しやすく、効率的に光を届けられます。Clamp Lamp Socketは可動域が広く、ライトの向きを細かく調整できる点も特徴です。送風機の設置にも対応しており、光と風を組み合わせた育成環境づくりにも役立ちます。

【セット販売】 Clamp Lamp Socket × POLE STAND ×Clamp Ring