植物が自然と目に入る暮らし
――植物育成を始めたきっかけを教えてください。始めて良かったと思うこともお願いします。
ある時、SNSなどで塊根植物やアガベをインテリアとして綺麗に並べて飾っている画像を見かけて興味を持った事がきっかけです。
「ちょっと真似してみよう」から始まったのですが、いつの間にか植物の魅力にどっぷりと惹き込まれています。
植物育成は、些細な変化や成長を見つけるたびに喜びや楽しみを感じることができるので、始めてよかったと感じています。

――植物育成において、特に気をつけていることや管理方法について教えて下さい。 (水、光、風、温度など)
水やり以外はなるべく触らないようにしています。これは私の思い込みかもしれませんが、植物は環境の変化を人間以上に敏感に感じているような気がします。
また、枝の向きや葉の大きさなど、その場の環境に最適化するように成長していくようにも思います。
そのため、極力置き場の移動などは避けて、植物に余分なストレスが掛からないように心掛けています。

――植物育成をされていて失敗したなと思ったことはありますか? あれば理由を教えてください。
常に何かしらの失敗をしている気がしますが、分かりやすい失敗で言うと高価な発根済みパキプスを枯らしてしまった事が今でも深く心に刻まれています。
当時は植物育成を始めたばかりで、温室などの設備を整えられていなかったことや冬の時期に購入したことなどから(今思えば当たり前なのですが)育成不良で枯らしてしまいました。
その浅はかな経験があった事で、今では常に育成環境を意識して植物と向き合えるようになった気がしています。
――育てやすい、あるいは育てるのが難しいと感じる植物はありますか?植物名とその理由を教えてください。
パキポディウム系は個人的に育てやすいと感じています。塊根部を触れば水の含み具合がすぐわかりますし、毎年花も楽しめるのでペットのような感覚で育てています。
逆に、サボテン類は個人的に相性が悪いのか枯らしてしまう事が多く、育てるのが難しいと感じています。
エケベリア(パーパソルムホワイトフォーム)も何回かチャレンジしていますが、夏越しで失敗してしまい、難しいと感じて今は諦めています。

――――今後育ててみたい植物や挑戦してみたいことはありますか?
現在挑戦中ですが、自家採種からつくる実生育成です。今現在、お気に入りの現地球グラキリスから採取した種子を播種して育成しているところです。
ネット販売で購入した種子では何度もカビが生えたり発芽しなかったりする事が多く、難しいと感じていましたが、自家採種だとその様な問題が一切起きずに今のところ楽しく育成出来ています。
現地球に負けないまんまるな株に育ってもらえるように、自分なりに試行錯誤するのもまた楽しいと感じています。
――植物育成においてインテリアやレイアウトで特にこだわっていることはありますか?
家の中で1番長い時間を過ごすリビングでは、植物の展示空間としてインテリアを作るように心がけています。
ギャラリーのように、一つ一つの植物が作品として飾られてるかのような配置を意識しつつ、ちゃんと育成環境を構築できるようにサーキュレーターや育成ライトをバランス良く配置する事を心がけています。
また、自然と植物に目が行くように、あまり植物関連の物以外のものは置かないようにする事も心がけています。リビングに収まらない株たちは、別の部屋でまとめてぬくぬく育てています。

――SNSや本、動画など、植物育成の情報収集はどのようにしていますか?
InstagramとYouTubeで植物名称を検索して、色々な方々の投稿や動画を見て情報収集させていただいています。
ネットに情報があまり出ていないような品種などは、実際に育てながらその品種の特性を理解するようにしています。そのため、私の知識はネットと経験則オンリーです。

インテリアに調和する4,000Kの光
――植物育成の照明において重視されている点は何ですか?
十分な照度の確保とインテリアに合う色温度が両立出来ることを重視しています。我が家の環境では、年間を通して50,000lx程度の照度を確保する事で、塊根植物などの徒長や強光障害を防げています。
また、インテリアの照明は色温度4,000Kで統一しています。
ROKI-Octagon-50Wはそれらの条件を満たす事が出来るので、ありがたく使わせていただいております。さらに、ROKI-Octagon-50Wは薄型でライト自体の存在感を感じさせにくいデザインだと思いますので、どのようなテイストのインテリアにも合わせやすいところも気に入っています。

――BARRELの植物育成ライトを使うことで、植物の成長や見た目にどのような違いを感じましたか?
ROKI-Octagon-50Wは無段階で色温度が調節できるため、インテリアの色温度にドンピシャで合わせられることで植物がインテリアにとてもよく馴染んでいます。
これは、他の育成ライトにはない魅力で非常に気に入っております。
我が家の照明と同じ色温度の4,000Kの育成ライトはなかなか見つからず、また同じ4,000Kの照明でもメーカーによって微妙に色味が変わって見えることがあります。
ROKI-Octagon-50Wを採用したことで、部屋の照明とピッタリ色温度を合わせることが出来て満足しています。
――園芸初心者の方や植物をこれから育てる方に向けて、メッセージをお願いします。
植物を日々観察して微細な変化や成長を見つけることの楽しさや喜びは、本当に日常を豊かにしてくれます。
私もまだまだ初心者なので分からないことだらけですが、失敗を恐れず何事も楽しむことが1番かと思います。
植物は100人が育てれば100通りの育ち方をしてくれるので、あまり特定の育て方や情報に固執せず、自由に育ててみる方がその人の個性が株の育ち方に現れて魅力的かと思います。
時間のかかる長い趣味ですが一緒に楽しみましょう。

――あなたにとって植物とは何ですか?
「日常を豊かにしてくれる、生きたアート」です。
自分の手で環境を整え、何年もかけて理想の姿に作り上げていく過程は、終わりのないアート作品を作っているような感覚です。
また日々の育成を通して植物と向き合う事で、自分自身とも向き合っているような感覚があり面白いです。飽き性の私が5年も続いていて一向に冷めやらないということは、素晴らしい趣味なんだと思います。
癒やしです。
――ありがとうございました。

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